menu
海バカ日記
カテゴリ
2007.07.12
台風4号慶良間直撃!!
みなさん、お疲れ様です。 現在、沖縄地方に大型で非常に強い台風4号が接近しています。予想進路図で見ると慶良間諸島は直撃で台風の目にも入る可能性があります。この台風4号は数年前に宮古島を襲った猛烈な台風並みといわれています。通過中の最大瞬間風速は70mの予報が出ています。ホッタテ小屋が崩壊しないかBPとしてはとっても心配です。ちょうど大潮に当たっているため船上げ場の一番海側ラインに陸揚げしているBPの太悟丸はかなり強い波の影響を受けるので心配です。もうこの書き込みをしている最中も猛烈な風雨が吹いています。今夜遅くに慶良間諸島も暴風域に入る予想です。 今日は台風4号の接近に伴い、昨日船上げした太悟丸の台風対策をやりました。時折雨が降りみんな船主はずぶ濡れになって作業しました。シャフト船の船体のラインは波に強く設計されていてよく出来ているなぁ、と感心します。ちょっと波があっても久場島に渡るためにシャフト船を購入しました。大混雑の内海ポイントにはお客さんのリクエストがあったときや3本の組み合わせで海底環境のバランスを取るために行くことはありますがたまにしか潜りません。 本日17時頃トゥーラトゥから撮影した前浜サクバル方面の景観です。かなり波が高まっているのがわかるでしょうか?あー、たくさんある隠しネタ小物生物たちが死んでしまって消えてしまいませんように、とBPは祈ります。サンゴへのダメージも心配です。BPのオリジナルポイントのコーラルウェイのサンゴが最も心配です。今年の夏の大潮はコーラルウェイに行きまくる予定なのになぁ。サンゴに大きな被害がないことを祈ります。 同じくトゥーラトゥから撮影した前浜ゲルマ島側の景観です。こんなことをしていたらトゥーラトゥ社長に晩御飯をご馳走になってしまいました。カツオのたたきが最高に美味しかった~。ヒデキ君が作った鳥のから揚げはやばいくらい美味しかった。 今回の台風の影響でキャンセルすることになってしまったたくさんのお客様たちは本当にかわいそうでした。黄金の日々を味わいにこの日程を予約されたと思うのですがBPとしても残念です。これに懲りずにリベンジしてくださるようにお願い致します。 例年と比べると8月はお盆以外は空いているし、9月なんかぜんぜん予約がありません。8~9~10月のご予約を承っております。連絡お待ちしております。 明日は台風4号が再接近するので停電になりブログの更新が出来なかったり、電話がつながらない可能性があります。携帯への電話はつながるとは思いますが手短にお願いいたします。(バッテリーがなくなってしまうからです。)
« prev: 
» next: 
2007.07.08
みんなの願い!
みなさん、おはようございます。 昨日はオープンしてから初の安室東(ウフタマ)に行ってきました。するとヤシャハゼがウジャウジャいてお客さん8名全員がMyヤシャハゼをゲットしてじっくりと撮影観察をすることが出来ました。BPもブリーフィングで言っていたヒレナガネジリンボウを先にお客さんに発見されたことはちょっと悔しかったですが見れて良かったです。あの浅さでネジリンボウが見れるのは貴重ですからね。しばらく潜っていなかったマジャの浜にも最近潜りました。キンメモドキが雲海のように群れていて綺麗でしたよ。ここはある珍しいとされているスズメダイが普通にいたりするから面白いですね。 写真は昨日撮影したアオサハギygです。超キュートでかわいいのでBPは大好きです。毎年確認していますが今年はアオサハギygの当たり年でかなりいろいろなポイントで発見しています。全身が顔って感じで動きも表情もどれをとってもかわいいです。是非ともみなさんアオサハギygに逢いに来てください。 昨日は七夕。ログ付け後にみんな一人ひとりの願い事を短冊に書いてBPが夕方山に入って取ってきた竹笹?に飾り付けました。みんないろいろな思いを短冊にこめました。みんなの願い事がかないますように! 夜は満天の星空が七夕の夜を演出してくれました。
« prev: 
» next: 
2007.07.07
まさに癒しの風景!
みなさん、おはようございます。 連日昼間は気温32~33度まで上昇しています。毎日晴れていますが南風がまだやみません。真の黄金の日々はいつになることやら。 先日ブイを設置した『安室東(ウフタマ)』もオープンして潜れるようになりました。ヒレナガネジリンボウが浅所で見れるしBPも行ってみようと思います。 しょぼい写真はオキナワハゼ属の一種。クラウンゴビーと同種かどうかは精査が必要です。BPオリジナルポイントで見れます。北浜やアマビーチ前にも生息しています。ホムラハゼに似て胸ヒレでピョコタン歩きをするのがかわいいです。 有名な共通ポイントに生息するハナヒゲウツボです。たまに引越ししていますが顔を出す箇所はいくつもおさえているのでそこをチェックしていくとたいがい見れます。男岩のハナヒゲがいなくなってしまったのでこれは貴重ですね。見たい方はリクエストしてください。 北浜オアシスとBPが呼んでいるポイントです。砂地に映る水面の揺らめき、光に照らされて輝くデバスズメダイの群がとっても美しい。いまはデバスズメのygの群が綺麗ですよ。写真に映っている細かいやつは全てygです。大きいのは成魚。ygは成魚よりも色が濃く輝きがあり素晴らしく綺麗。写真はまさに癒しの風景ですね。皆さんも癒しに来て下さい。
« prev: 
» next: 
2007.07.04
コーラルウェイのサンゴ元気いっぱい!!
みなさん、おはようございます。 朝からクマゼミが鳴り響き、強い日差しが照りつける慶良間諸島阿嘉島。連日晴れています。強い日差しのお陰で海底風景は輝きを増しています。素晴らしい絶景シーンの数々をお見せしています。 昨日は運瀬に行ってきました。南風があともう少しおさまれば下曽根にいけますがいけないので運瀬とBPオリジナルポイントで大物は見ています。昨日はギンガメアジの群に2つ遭遇してお客さんたちも大満足でした。1個目の群は写真の群です。映っていない右側にも群が続いています。2回目には流していると目の前にギンガメの群にぶつかるように遭遇して圧巻でした。 深い方では1mオーバーの超特大ロウニンアジが真っ黒い体色になってナンヨウツバメウオとアカククリ混合の群をけ散らすような行動も目撃しました。 7/2に行ったポイント名『キャニオン』の2m級のウミウチワです。ここはダイナミックな地形と種類豊富なヤギ類の群生風景が見事です。他のショップも潜らないためサンゴやイソバナ、ウミウチワはどこも折れていなく美しい原始のままの風景が残っています。ピグミーシーホースも25mと言う浅所で3個体も見れます!この日は2m近い巨大なマダラエイがウミウチワの群生地帯にやってきてみんなを驚かせてくれました。 写真はコーラルウェイのサンゴの写真です。カメラのドームポートガラス面に大きな傷が入ってしまったため、ワイド撮影をするとこの傷が映りこんでしまってこの有様です。でもサンゴが元気なのはわかってもらえますか?ここもBPだけしか潜らないサンゴが非常に美しいオリジナルポイントです。絶対の民宿で一緒になったほかのショップのお客さんに場所を言わないで下さいね。大潮のときは湖のように静かな水面にサンゴが反射して映り、水面反射の芸術シーンが楽しめます。サンゴのポイントが激減している今、コーラルウェイは大変貴重なポイントです。みなさんリクエストしてください。 写真もコーラルウェイです。枝先と水面まではなんと25cmしかありません。水面に浮いて撮影しました。エダサンゴが水面近くまで生えているようなポイントも今では珍しいです。ここはテーブルサンゴの傘下をくぐることが出来るところもあります。BPの個人的活動の成果もありますがオニヒトデから奇跡的に守られたことが神様に感謝です。 さて先日BPがテレビに出たようですね。多くのお客さんやもうしばらくBPに来ていない懐かしいお客さんなどからも連絡がありとっても嬉しかったです。皆さん連絡をくれてありがとう。あれはやらせですか?と言う質問がありましたがやらせではありません。アマビーチ前(座間味港の隣)に潜ろうとお客さんを1人乗せて出港しようとしていたら7~8名のテレビ局の方々が来て『座間味に行きたいのですが?』ときかれて『今からその方面に行くので乗っていってください。』とBPは答えただけです。 では今日も3DIVEガイドします。行ってきます!
« prev: 
» next: 
2007.07.01
カーチバイ(夏至南風)次第におさまる!
みなさん、お疲れ様です。 至南カーチバイ(夏風)も弱まってきてそろそろ1年中で最も海が美しくてべた凪の『黄金の日々』に突入しそうです。久場、屋嘉比方面にはほぼ毎日潜っています。 今日は4本ガイドしてから長い期間閉鎖していた安室東(ウフタマ)を近日中に開けるためダイビング協会のメンバー4名とブイを設置しに行ってきました。安室東(ウフタマ)には北浜(ニシハマ)と同様に4箇所のブイを設置します。BPたちはそのウチの2個を設置してきました。北浜同様に保全しながら潜っていきたいと思います。5本潜ってホッタテ小屋に帰ってきたのは7時20分でした。多忙のためBPはやせてきました。さすがにご飯を食べてまんぷく時でも63キロしかなくなってしまいました。トゥーラトゥ社長もウォーキングとジョギングを頑張っていてちょっとやせてきました。 今日の1本目は運瀬。ギンガメアジは10個体ほどしか見れませんでしたが写真のアカククリの群が素晴らしくまとまっていて綺麗でした。ここはときには100匹近いナンヨウツバメウオが大群で出現します!今日も数個体は見れました。 2本目は誰も来ないオリジナルポイントでじっくりと宝探しダイビング。マジャが誰もが潜るようになってしまったためもっと面白いポイントをもう2年以上前からガイドしています。写真はコブシメのyg。かわいいですよ。藻場には良く隠れることがあり砂地に体半分潜っているときがあります。 写真はモンツキカエルウオのモンちゃんです。モンちゃんは今では誰もが知っている久場島のものではありません。ここは久場島のところよりも個体数が多くしかも他のカエルウオ、ギンポ類がたくさん生息していてマクロ派をうならせています。写真を見ておわかりでしょうか?穴の内壁には卵がいっぱい産み付けてあって成熟してきているために銀色にキラキラと輝いていました。見たい方はリクエストしてください。
« prev: 
» next: 
2007.06.27
水温上昇!まぶしい海底風景!
みなさん、お疲れ様です。 今日も南西の風が吹き晴れの慶良間諸島!水温がぐんぐん上昇しています。今日は水温27度。お客さんのダイコンはなんと28度を示しました!幼魚がいっぱいでにぎやかです。スズメダイygはあちこちでぴょこぴょこして、ナハダイ類ygもちらちらして、キビナゴygもキラキラしてもう最高です。 今日は沼津からショップツアーが来ていて9名が今日ショップオーナーにより前浜にビーチエントリーしてOW講習が終了しました。BPは経験本数35本くらいのご年配のお父さん1名をまかされてガイドしました。昨日もたったの1名でした。 お父さん(Tさん)は大変感動してくれました。特に午後のケーブのポイントではノックアウト状態でとっても喜んでくれましてBPはとっても嬉しくなりました。明日は今日OW終了した9名のご年配のお母さんたちをガイドします。お母さんたちが楽しめるように頑張ってきます。 写真はクサハゼのオス?カメラと被写体までの距離はおよそ30cm。5月から綺麗な婚姻色を発している個体を撮影しました。この時期特に綺麗になるのでオススメです。このメタリックな色彩美はたまりません。露出補正もカメラによって若干の違いがありますが普通に撮影した出来を見て補正していきましょう。お客さんの最新カメラではもうBPもびっくりしちゃうくらい綺麗な写真を撮られています。あ~最新のカメラがほしいなぁ。 昨日6/25の午前中に潜った北浜の水中風景です。強烈な日差しが水面のゆらめきを砂地に映し出し、それはもう溶けてしまいそうな美しさでした!透明度も40mオーバーで透きとおる水でした。常連のコピー屋Bさんも大感激でした。この映像は『みんなに見せてあげたい!』と思いました。みなさんもはやくこのまぶしい海底風景を見に来てください。
« prev: 
» next: 
2007.06.26
カエルアンコウ(イザリウオ)に出逢えますよ!
みなさん、お疲れ様です。 今日は午前中、北浜(ニシハマ)でBさん1人をガイドしました。南西の風、晴れ、日差し強い、波の高さ2m、水温25度、透明度40mオーバーでした。ポイントに着くと透き通る水がとっても綺麗でした!思わず船上からBさんと水面の色彩を撮影していました。飛び込むとまぶしすぎる砂地の海底が広がっていました。ラッキーなことにアザハタの根でマダラトビエイがクリーニングしているところを見ることが出来ました!大きくて綺麗で優雅なマダラトビエイでした。スカシテンジクダイの群の数が増えてきましたよ。船の下に帰ってきて水面を見上げると、不思議な色彩の水面の芸術シーンに見とれました。 さて今日は6/21にコメントしてくれたバンビさんの『イザリウオは阿嘉島で見れるんですか?』 にお答えします。まず質問にお答えする前に、イザリウオは名前が変わり『カエルアンコウ』に変わりました。BPは各種カエルアンコウをこの慶良間の海で発見しお客様にお見せしています。現在キープしている3個体のウチの2個体をお見せいたします。 どちらも同じポイントで見ることが出来ますよ。どちらも3cmほどのygでかわいいですよ。どの種類のカエルアンコウかは断定していません。どちらも撮影は失敗作です。お客さんたちはもっと素晴らしい作品を撮影しています。バンビさん、カエルアンコウに逢いに阿嘉島に来てください。お待ちしております。
« prev: 
» next: 
2007.06.25
感動のレーザー光線!!
みなさん、お疲れ様です。 今日、週末のお客さん8名が帰り、久しぶりに一息ついてビールを飲みながら書き込みしています。 梅雨明けしてから少し南西の風が吹いていて下曽根などはいけませんが屋嘉比、久場方面を中心に潜っています。日差しが強烈になってきたのでケーブのポイントに行ってきました。行ってみると素晴らしく芸術的な光が差し込んでいてジーンと感動しながら見とれました。 6/21久場北ケーブにて撮影しました。沖縄本島から来店してくれたチームタケ6名はこの神々しい光線が作り出す光の竪琴を観賞して喜んでくれました。5~6年前のデジカメなので本当の美しさを再現できませんでした。実際はこの写真とは比べ物にならない究極の光の美が楽しめます。 ふと頭上を見上げるとリーフのシルエットから心が洗われるようなまぶしい光が差し込んでいました。ケーブダイビングはまさに癒しそのものだと思います。自分のエアーが空に向かって昇ってゆくのを見ていると、その細切れになった泡たちがキラキラと輝いていました。 この強い光線が見れるのは8月上旬までです。お盆も見れますが少しだけ弱くなります。8月下旬になると一気にやわらかい光に変化して撮影しても光の線が出にくくなります。マクロ派にはケーブなどの環境に住む魚類、エビ類、ウミウシなどをお見せします。ケーブに差し込む素晴らしい光線を見たい方は是非とも8月お盆までにBPを訪れてください。他の時期には見られないのでこの期間に来てくれた方々には是非ともお魅せしたいです。BPがお待ちしております。
« prev: 
» next: 
2007.06.21
梅雨明けの慶良間諸島!
みなさん、お疲れ様です。 先週末から数日間がとっても忙しく更新できませんでした。 気象庁からの梅雨明けの発表はまだありませんが、今日は事実上は梅雨明けと言ってよいでしょう。昼間はまだ雲は少しありましたが、強烈な日差しが照りつけて真夏の慶良間諸島に突入しました!先週末から現在、海も静かです。これからべた凪快晴の日が続く『黄金の日々』が6月末から7月中旬にかけて1週間から10日間続く日があるでしょう!この黄金の日々に当たったらラッキーですね。 お花畑に潜るとごく普通に見られるシーンです。ここはトサカを背景にした綺麗な絵を撮ることが出来るポイントの一つです。 あるカイメンに見事にカムフラージュして着生しているワタグモウミウシです。本種の擬態精度は生物界の中でもトップクラスでしょう。発見したときは写真を撮っても『どこにウミウシがいるんですか??』とか、もし指示棒で『これですよ!』ってやっても『いったいどういうこと??』って言われてしまうくらい擬態がうまいウミウシです。少しだけ盛り上がっていて触覚さえ出していないことが多いです。写真のはわかりやすいように一度はがして置きなおしました。産卵も確認しています。 先日、ニシキテグリが結構見れるポイントを発見しました。ポイント名は『ビッグマンダリン』。ある時刻になるとユビエダハマサンゴの上に堂々と全身出てきてウロウロする姿が見られます。これからもっと詳細な調査を行って来シーズンにはサンセットダイブでニシキテグリの放精放卵シーンをガイドしようと思います。 さっき外へ出てみたら漆黒の夜に無数の星屑たちが輝いていました。
« prev: 
» next: 
2007.06.14
サンゴの子供たちを海へ!
みなさん、お疲れ様です。 4日間お客さんがいなくって窒素抜きをしたBP。もう梅雨明け間近です。梅雨が明ければトップシーズンに突入!もうこれで最後の休日となったBP。さっきクイーンでお客さんが到着したので午後から2DIVE+夕方1DIVEしてきます。夕方はサンゴの再生活動の作業です。つい先日のサンゴの産卵で生まれた卵を基盤に着床させてその基盤を海中に設置する作業です。 ある程度大きくなったら他の場所に移植しようと思います。こうやってサンゴを増やしていくことも大事だと思います。 6/3のシークレットタイドプール水深50cmで発見したヒメタマブドウギヌです。真っ白な体に真っ白な貝を背負って海草地帯を歩いていました。かわいい。図鑑の通り触ると白い液体を出します。座間味の小野さんに聞いたら沖縄本島のほうがいるみたいで小野さんは今現像中だそうです。慶良間ではかなりの稀少種でしょう。写真に映っている気泡は海草たちが光合成で作り出した酸素の気泡です。 6/1下曽根23mの棚で鎮座していた2m近いネムリブカです。エラのあたりが白くなっているのが気になりました。この日は掲示板に書き込んでいるEさんだけでした。大物たちが続出で素晴らしかったです。ブログにはマクロ生物の写真が多く載せていますが実際のガイドではワイドとマクロをバランスよくお見せしています。このブログを見てBPはマクロ専門店と思われるのは困りますのでお知らせしておきます。どうしてもBPの5~6年前のコンパクトデジカメはワイドの撮影に弱くなかなか載せられないのが現状なのです。 HPのトップ画面と予約カレンダーを更新しましたのでみなさん確認してみてください。 夏のご予約をお待ちしております。
« prev: 
» next: 
2007.06.13
旬の野菜ゴーヤ
みなさん、お疲れ様です。 入梅して初めて強風が吹きました。今日の午後はクイーンが欠航しました。6/11にお客さんが帰って雑務をこなしているBP。 5月下旬から島ではゴーヤが収穫されています。BPもオジイやオバアからゴーヤをもらって食べています。今日ももらったゴーヤでゴーヤチャンプルーを作りました。美味しかったぁ。みなさんも旬の野菜ゴーヤを食べに来てください。 今日は潜っていないので最近の写真を紹介します。 6/8に撮影しました。素晴らしい擬態精度のエビです。赤色個体は個体数が少ないです。綺麗ですよ~。BPが撮影のアシストをしますので撮影したい、観察したい方はリクエストしてください。 ウミサボテン類に共生するウミシャボテンカニダマシです。本来はウミサボテンに共生しますがウミエラに共生することもあります。ウミエラカニダマシという近似種もいますがどちらの種も慶良間海域では稀少種です。この2種のカニダマシは実は探し方があるんです。常に眼力を輝かせているガイドにしかわからない知識ですが企業秘密です。 お盆の期間の人気の宿がもう少しで満室になりそうです。お盆に予定されている方はお早めにご予約のメールを下さい。早くしないと宿が取れなくなってしまいます。ご予約お待ちしております。
« prev: 
» next: 
2007.06.10
かわいい、スミレちゃん
みなさん、お疲れ様です。 梅雨空が続いていましたが今日は午前中特に晴れました。外海に面しているポイントは透明度も抜群です。ナカチンシ隠れ根では透明度45mはありました。飛び込んだ瞬間のケラマブルーは最高でした。ポリプ満開のイソバナの群生の上に無数のキンギョハナダイが乱舞して絶景でした。で4本目のオリジナルポイントでは何じゃこれ的小物生物が次から次へと見つかり最高に楽しかったです。 今日はお客さん総人数は6名ですがグループ分けして4本ガイドしました。カメラマンが多かったので今日BP自身は一生懸命ガイドに徹しほとんど撮影していませんのでここ数日の写真からお見せいたします。 6/6大男Eさんをマンツーマンガイドして一緒に撮影した時の一枚です。これはスミレナガハナダイyg。今の時期たくさん見れますよ。レモンイエローに輝き綺麗ですよ。是非みなさんも見に来てください。深場のポイントじゃなくってもキンギョハナダイygの群と混泳していたりすることがあります。ハナダイ類のygは最高綺麗でかわいいです。是非ともリクエストしてください。
« prev: 
» next: 
2007.06.08
サンゴの一斉産卵!!
みなさん、お疲れ様です。 昨夜、ついに港とマジャの浜の2~3割のサンゴが産卵しました! 今日は昼間3本ガイドして夕方7時以降に見られるサンゴの産卵を子供たちにシュノーケリングで見せました。BPが担当したのは小学校3年生の男の子で産卵を見てとっても喜んでくれました。 10時ジャストエントリーでお客さん3名を連れてマジャの浜でミドリイシサンゴの一斉産卵を見ることが出来ました。今夜は残りの6~7割が一斉産卵しました。今日はずーーと雨降っていたのでまた産卵しないかもと心配しましたが素晴らしい産卵でした!産卵のピーク時はあたり一面が卵になり漆黒の闇の中で無数の星屑たちが漂っているかのような光景でした。 写真は10時過ぎに撮影したときのサンゴです。まだ卵は枝の周りにくっついています。薄ピンクの小さな粒粒見えますか??待つこと35分。1個目の卵が水面に向かって旅立ちました! そして『ポコポコポコ』って音がしそうな感じで一斉産卵が始まりました。素晴らしいドラマでした。卵の中には精子と卵子が入ったカプセルが10個以上入っています。水面に向かって上昇した卵たちは約3時間後卵(カプセル)ははじけて精子と卵子が他の卵からはじけた精子と卵子で受精します。その後分裂を繰り返しプラヌラ幼生に変態して旅が始まります!たくさんサンゴが増えますように。
« prev: 
» next: 
2007.06.06
タイドプール固有種
みなさん、お疲れ様です。 今日は長期滞在のお客さんが窒素抜きのため1日ダイビングを休みにしたためガイドはありませんでした。BPはたまっていた雑務処理をバリバリこなしました。午後2時過ぎから大雨が降ってきて6時頃まで降り続きました。16時30分からゲルマ島の先生の体験ダイビングをガイド%名で手分けして行いました。BPが担当した先生は慣れていて上手だったぁ。 大量の雨が降ったためサンゴの産卵を見るマジャの浜は茶色に染まった雨水が流れ込みサンゴはまたしても産卵しませんでした。 今日は撮影をしていないので6/3に行ったシークレットタイドプールの写真を紹介します! イソスジエビというタイドプール固有種です。最干潮時に出来る水溜りのようなところにも生息しています。若干ピンボケで本当に美しさを表現できませんでした。足には黄色い模様が入り綺麗ですよ。 ホホグロギンポのオスです。穴に入ると青黒く体色を変化させます。穴から顔を出すポイントが数箇所あります。是非リクエストしてください。 タイドプールに生息するシャコの一種です。非常に綺麗な色彩で大好きです。スーパースターそろいのシークレットタイドプールをリクエストしてrください。モンハナシャコと同じくらいの大きさです。
« prev: 
» next: 
2007.06.05
サンゴの知られざる魅力!
みなさん、お疲れ様です。 毎日潜り続けているBP。土日はお客さんが4~5名いましたが今はすっかり2名だけになりました。 昨日ぐらいから梅雨っぽい気候になってきました。今朝は雨が降りました。気象庁の発表通り6月になってから平年並みの降水量になっていると思います。それでも今日は雨が降ったのは朝だけで1本目の出港の時には雨が上がり1日中曇り空でした。波は1.5mほどでとっても静かでした。 今日はナイトをやりました。サンゴはいまだに産卵していません。昨日キクメイシの仲間とコモンサンゴが少数産卵したようです。今日は産卵狙いではなくブラックライトをサンゴに照射したときにサンゴが発する光を観察したり撮影することが目的でした。お客さんのYさんがブラックライトを持っていてもう1人のお客さんEさんと水中でその美しさに衝撃を受けました!Yさんは某大企業のサンゴ再生事業プロジェクトをやっていまして、13~14年ぶりに連絡がありBPもその事業に協力することになりました。 初めての撮影でどれもピンボケですがブラックライト(紫外線ライト)を照射したときにサンゴが発する光の美しさがわかっていただければ嬉しいです。水中はまるでサンゴのネオンの森になり新たな海の魅力を発見しました。 ブラックライトは低光量のため長時間露光で撮影しないと写りません。しかし撮影データを作るために潜った感じで写真は全て失敗でした。写真としては失敗ですが海バカ日記を見てくれるみなさんがサンゴの知られざる魅力を知ってくだされば良いと思い失敗作でも載せました。BPはブラックライトがほしくなりました。BPがブラックライトを購入したら是非ともみんなに蛍光発光をお魅せしたいです。
« prev: 
» next: 
2007.06.02
ピグミー2種と下曽根当たっています!
みなさん、お疲れ様です。 今日の午後から少しずつ風が強まりました。べた凪も終わりそうです。 写真はイボなしオレンンジ水玉のピグミーシーホースです。只今1個体のみキープしております。大きいので撮影は容易ですよ。 ピンクのピグミーシーホースは1枚のイソバナに6個体生息しております。小さなygも見れますよ。 午後は下曽根でたくさんのイソマグロが渦巻き!ネムリフカ3個体、ロウニンアジ2個体、ホシカイワリ4個体、カスミアジ2個体を見ることが出来ました。たくさん出現して面白かったですよ。Eさんはいつもビッグスポットで当たる方です。 只今阿嘉島はインフルエンザが流行しています。5/28~5/30は学校閉鎖になりました。BPも気をつけなきゃ。 先日、ZARDの坂井泉水さんがなくなられてしまったため、ログ付けではBESTを流しました。いい曲をいっぱい歌ってくれたので感謝しております。
« prev: 
» next: 
2007.06.01
月見焼肉パーティー!!
みなさん、おはようございます。 5/29の午後に梅雨明け以降初めて本格的な雨が降りました。今年はこのままだと空梅雨です。しかし、気象庁は6月からは降水量が平年並みに戻ると発表しました。毎日べた凪で今朝も前浜を見ると湖のように静かな海が広がっていました。ポイント選択で苦労することが全くなくさまざまなリクエストにもお答えできる海況です。 5/30の夕方、民宿トゥーラトゥのテラスで行われた『月見焼肉パーティー!!』の写真です。トゥーラトゥ社長がBPのことも呼んでくれまして美味しい焼肉をご馳走になりました。みんなでシチリンを囲って島酒を飲みつつ月をたまに観賞しながら盛り上がりました。北海道からお越しのF夫妻が美味しいジンギスカンをはるばる北海道から手荷物で持ってきてくれてご馳走になりました。ご馳走様でした。 その前に夜はトゥーラトゥ社長をはじめとするスタッフ一同とお客さん全員で晩御飯を食べに居酒屋白鯨に行きました。こんな感じで毎日盛り上がっております。みなさんも是非お越しください。 5/31、北風微風、波なしべた凪、晴れ。お客さんはUSJの大男Eさん1人。Eさんはアケボノハゼを見たいというリクエストなのでちょっと深場に行ってきました。深場のリクエストはお客さんが3名以下のときにお答えしております。自然光では本当の美しさが味わえませんが撮影してみるとこの通り。ヒレ全開シーンが撮影できなかったのは残念ですが、まあそこそこの写真ですよね。見たい方はお客さんの少ない時期に来てください。 ウミウシもまだまだたくさん見れますよ。6月いっぱいまではたくさん見れるでしょう。幼魚がここ1週間で急激に増加しています。かわいい!ビッグスポットでは回遊魚が群で出現しています。キンメモドキの群が最大規模になりました。ものすごい群なので流動するキンメモドキたち全体像を見ると圧巻です!ハゼ類も好調です。ピグミーシーホースは個体数が多くなっています。先日全長3mmのピグミーシーソースを発見しました。産卵ラッシュでもあります。GWあけには貝類の産卵が1週間ほど続きました。スズメダイ類、イシモチ類、ベラ類、ギンポ類、クマノミ類、他いろいろ産卵しています。 尚、今夜から3日間以内でサンゴが産卵する可能性が高いと思います(推測)。べた凪で水温が24.5~25度を示しているのでほぼ好条件になっています。つい2~3日前には石垣島でも産卵が確認されたと言う情報がニュースでやっていました。見れたらまた報告します。 予約状況ですが6月は5月よりも空いています。7月は初旬は混雑してきましたが8日以降はまだまだガラガラに空いています。8月も混雑していません。しかし、民宿はどんどん満室になってきています。お早めのご予約をお待ちしております。
« prev: 
» next: 
2007.05.28
6月初旬のサンゴの産卵見たい方お待ちしております!
みなさん、お疲れ様です。 今日は1日中曇りの天気予報もはずれて1日中晴れて素晴らしい海が見れました。引き続きべた凪の慶良間諸島! 今日はほとんど写真を撮っていないので昨日の写真を3点載せてみました。 ウスフジイロウミウシの若い個体です。潮通しの良いサンゴ礁浅所でたまに見つかります。自然光では輝く真珠のような美しさですが撮影すると淡い藤色が部分的に現れます。しかし、失敗してあんまりうす藤色を再現できませんでした。まるで白い光のようなウミウシを是非ともみなさんにもお見せしたいと思います。 ある内湾環境のポイントでニシキテグリを発見!サンゴからサンゴへ移動するところの一瞬にシャッターを切りました。もう少し寄って撮りたかったです。遠いので綺麗な色彩が再現できませんでした。オスだったのでこの周りに数匹のメスが住んでいるでしょう。 リュウキュウヤライイシモチのオスが口内保育中でした。口の中いっぱいに成熟した卵が育てられていました。卵に酸素を与えるためイシモチのオスは口をパクパクしたり鰓蓋(エラブタ)を開閉させていました。写真は口が開く瞬間です。キラキラと輝く卵が見えますか?なんとオスは卵が孵化するまで絶食!イシモチの頬がパンパンになっているやつを見かけたら口の中を見てみてください。 3点ともマクロですが今日はワイドもたくさんお見せいたしました。 6月初旬のサンゴの産卵は今のところマックスの日がたったの3名です。今からでも予約受け付けております。お待ちしてます。
« prev: 
» next: 
2007.05.26
早くも気温29度を記録!
みなさん、お疲れ様です。 昨日は29度まで上昇して暑かったです。今日は蒸し暑い1日でした。慶良間諸島はもう夏です。海は引き続き静かな状態です。 慶良間諸島のどこのポイントにもいるんじゃないかというくらいの超普通種オキナワベニハゼ。 観察しているとお気に入りのポジションからプランクトンを食べにジャンプしてまたもとの位置に戻る行動を繰り返しています。この類はクローズアップして撮影してみると綺麗なものが多いです。この写真より大きく画面いっぱいに撮影してみてください。 これは珍しい生態シーンです。イソギンチャクの中央付近に何かがあるぞ?と思ってみたらナマコの一種がカクレクマノミが共生しているセンジュイソギンチャクに食べられているところでした。BPの今までの観察ではクマノミが共生するイソギンチャクの捕食シーンでナマコが最も多く観察してきました。魚も数種捕食されているのを見たことがあります。意外なことになんとウミシダを食べているところも観察したことがあります。 露出岩礁のある潮通しの良い浅所に生息するトカラミドリガイです。側足が独特に曲線を描くのが好きです。もっと水色っぽい個体、黄緑色っぽい個体など綺麗なカラーバリエーションもいます。 パソコンに座ったまま眠ってしまい気が付くと3時30分!!こんな時間の更新となりました。 あ~、早く布団で寝ます。おやすみなさい。
« prev: 
» next: 
2007.05.22
大物も小物生物もたくさん出現しています!!
みなさん、お疲れ様です。 引き続き毎日潜り続けているBP。海は台風のうねりが少しだけ南から来たくらいで安定した状態が続いています。明日にはうねりがほとんど消えるでしょう。 今の季節は低水温期の生物と高水温期の生物が両方見られるので1年中で最も生物層が豊富です。梅雨も明けると低水温期の生物たちは急激に減少していきます。最近いろいろな種のygを目にするようになりました。 大物も多いです。多くの回遊魚たちが婚姻期になっているので群で行動するからです。下曽根、運瀬も絶好調ですがBPオリジナルビッグポイントで慶良間No1のギンガメアジの大群をねらってみるのも楽しいですよ! 5/20ケーブ系の地形をリクエストしたSさんのために行きました。オリジナルポイントです。ケーブの中で1条の光線が降り注いでいました。そこにお客さんのエアーが光に向かってたちのぼりました。エアーは光を浴びてキラキラと輝き太陽に向かって消えてゆきました。 5/21エントリーするとアンカーのそばでお客さん3名がきれいに整列しているなぁ、と思って最後に潜降していきました。なんとお客さんたちはアンカーの3m横でホバーリングしているマダラトビエイを見ていたのでした!6分間以上見たのではないでしょうか。背中の水玉模様が非常に綺麗でした。最後は2mまで寄って観察することが出来ました。マダラトビエイのすぐそばで巨大なイソマグロが群れていましたがみんなマダラトビエイに釘付け!!BPも10枚以上撮影できました。 この時期おなじみのツノザヤウミウシです。いつ見てもかわいいなぁ。砂地に生えるコケムシにくっついてそれを食します。写真は1本のコケムシを食べてその上に産卵しているところかなぁ?産卵が終わったときには白い枝の先端までオレンジ色の卵が産み付けられるでしょう。また来シーズンたくさん見れますように願いをこめました。 ここ2日間くらいお開きになったあと睡魔に負けてブログが更新できていませんでした。20日は更新したつもりが最後の送信ボタンを押し忘れて閉じてしまったため更新されていませんでした。
« prev: 
» next: 
TOP