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海バカ日記
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2023.06.11
サンゴの産卵と台風3号

みなさん、こんばんは。
風はないが台風3号のうねりが少々やって来た慶良間諸島阿嘉島。
昨日も今日も波3m以下でフェリー折り返し運航や欠航になりビックリ!!
今年の梅雨期間は例年よりも台風の影響を受けております。

サンゴの産卵は6月4日にマジャにて見ることが出来ました。
日没直後のウスエダミドリイシの産卵を子供たちに魅せることが出来て、22時過ぎに
ゲストさんたちにお魅せすることが出来ました。
翌日もマジャに潜りましたが見ることが出来ず、他のポイントもいけませんでした。
今回は異例なことだらけでまたしても学び多い産卵になり、サンゴの産卵の奥深さの凄さを思い知らされました。
次回は他のポイントにもトライしたいなぁ~!!

台風2号は直撃でサンゴのダメージが心配されましたが、それほどでもなかったです。
一部2~3mの浅所にて強い波と雨水のストレスで白化してしまったエリアが見つかりましたが、
今のところそれ以外はたいしたダメージはなさそうですね。

本日は北浜にてコブシメの産卵を見ることが出来ました。
6月11日にコブシメの産卵と考えると時期的に遅いけど、旧暦で見ると旧暦4月23日なのでコブシメが産卵していても
全くおかしくない時期なのです。
近年、コブシメが減っているのでたくさん増えますように。

フリソデエビやマツカサウオygなどなどまだ台風後に健在なのか?確認できていない種がいますが、
これからコツコツと調べていきます。

台風後でも毛むくじゃらのカエルアンコウygやピグミーシーホース(学名ヒポカンパス・セヴェルンスィ)、ヨソギygなど
面白いのが見つかっております。

ギンガメアジの群れはまだ大きな当たりは2回しかありません。
あとは寄れないか、10個体だけとかの時もありました。
コツコツと見に行ってきます。

先日、コクテンフグが20個体以上集結しているところを初めて見ることが出来ました。
エキジット寸前に見つけたので長く観察が出来ず、どうやって繁殖行動するのか?見ることが出来ませんでした。
集団で放精放卵するのかぁ~、と想像が膨らみます。

水温は24.7~25.2度。
徐々に上昇してきています。


5月に発見のフリソデエビのペアです。
可愛かったなぁ~!!
台風後にまだ健在なのか?確認に行けておりません。
もしいなかったらまた探そう!!


この洞窟に時々出現する超最大級のネズミフグのボス!!
大迫力ですよ~!!
ボスはこの洞窟に時々来てはソリハシコモンエビの群れを体中に付けてクリーニングを受けております。

さて明日はどんな発見があるかなぁ~!!
楽しんでいただけるように頑張ります。

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2023.06.04
台風2号明け静かな海!!

みななさん、おはようございます。

 

この時期にしては珍しい台風2号が長いこと影響を受けました。
最初から決めていたお休みが台風の前にあったため合計11日間もお休みしてしまいました。
十分に休んだので昨日から潜っております。

5月に来た台風といえば2015年に襲来した台風が記憶に残っております。
この台風は短時間の通過にもかかわらずサンゴにたくさん被害をもたらしました。

今回の台風2号はサンゴが多いポイントにどの程度の被害が出ているのか?本日からいろいろ潜って
調べてみます。

水中は幼魚の種類が多くにぎやかになってきております。
5月下旬にアカウミガメに3回出会うことが出来ました。

昨日はヘアリーフロッグフィッシュygに酷似したカエルアンコウygを発見!!
モジャモジャの樹状皮弁が生えていて素晴らしいい!!
フチドリハナゴイyg15mmも見つけて見ていましたが、台風で健在なのか?心配~。
ユカタハタの根には大型のインドカイワリとカスミアジがずっといます。
キンメモドキの群れも素晴らしい!!
コブシメの赤ちゃんもちょいちょい見られています。
ホソカマスの群れはまだいるかな?近日中に確認しよう。

サンゴの産卵がもうすぐです。
5日から産卵のチェックに行きます。
素晴らしい産卵が見れますように。

昨日の水温24.3度。
台風前よりは上昇していますがサンゴが産卵するにはもっと上昇しないといけません。
早く25度に達しますように。


可愛い~!!カエルアンコウyg!!
これ何カエルアンコウかな?
まるでフィギュアみたいでしたよ。
もちろんこの時もゲストさんたちみんなで囲んで激写大会。


5/12下曽根にて撮影のイソマグロの群れ。
壮観でした!!
この時、ロウニンアジとカスミアジもたくさん見れました。

さて今日からまた頑張ろう!!

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