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海バカ日記
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2008.01.15
久場島のBPオリジナルポイント数箇所公開!!
みなさん、こんばんは。みなさんは連休はどのように過ごされたのでしょうか? BPは少しだけお客さんがやってきてくれてガイドしました。今日は1日中雨が降り続いている慶良間諸島阿嘉島。しばらく天候が悪い予報です。16日の体験ダイビングのときは回復してくれるといいなぁ。BPはお客さんがいなくってもプロジェクトの文書作成と確定申告の作業で合間に子供たちと遊んで大忙しです。 先日スイスのピエール夫妻からチョコレートが届きました。『ピエール!ナツカさん!ありがとう!』しかも娘さん直筆の絵が描かれているカードには感動でした。遠いスイスからでもこの『海バカ日記』やBPのHPを見ていてくれて嬉しいです。 あと先日、福岡のケラマニアさんから正月にテレビ東京で放送された『仲間由紀恵の蒼い地球』のDVDが届きました。『ケラマニアさん、ありがとう。いつもいつもお世話になりっぱなしで感謝しています。』 明日締め切りのプロジェクトに公開する久場島数ヶ所のBPオリジナルポイントのひとつ(全てのポイントは公開しない)のワンシーンです。BPのお客さんしか見ていない高被度のサンゴ礁の海底景観です。海を守るためのプロジェクトですがオリジナルポイントを公開することによって他のショップが潜るようになりこのサンゴ礁が痛んでいかないかが心配です。誰にも知られないことはオニヒトデの大発生でもない限りそのポイントが綺麗に守られることが普通です。今まで水中で他のショップと誰にも会うことがなかったのですが合うことが予想されます。BPの常連さんたちにはショックなことかもしれませんがご了承お願いいたします。久場島の数ヶ所ですから、BPオリジナルポイントは他にもまだまだたくさんあります。 また春頃に新ポイントをリサーチして皆さんに新鮮で楽しい、ワイドマクロが楽しめて、ウチの客さん以外誰にも会わない自分たち以外は海しかない世界をガイドしますよ!! 上の写真のサンゴ礁から斜面を降りていくと大きな枝状サンゴの群体が斜面を覆っています。レイシガイがたまに付いているので定期的に駆除して手入れを欠かしていません。レイシガイ駆除をやり続けているかいないかでそのポイントが歴然と変わります。潜るたびに駆除しているところはかなり健康的で綺麗なサンゴ礁の景観が楽しめています。これからもBPはレイシガイ駆除を継続していきます。 常連のアミノさんのイチデジをBPが借りて撮影したハダカコケギンポのオレンジ個体。ハダカコケギンポは横顔が大好き!やっぱりイチデジは背景のボケが綺麗ですねぇ。BPも早くイチデジがほしいなぁ。ハダカコケギンポを見たい方はBPにリクエストしてください。他にもいろいろな色の個体をお見せいたします。 左から太悟、一生、優悟です。ヤマトミジュンを釣りにいってきてホッタテ小屋に帰ってきたところでみんなでヤマトミジュンを手に持って記念撮影『パチリ!』 3人とも賑やかな釣りでした。あんまり釣れなかったけど楽しかったようです。 週1~2回くらい野球ごっこをやっています。あの狭いホッタテ小屋のログ付けする部屋でやるんですよ。少しずつでも上手になっていくと嬉しいです。優悟はなんとサウスポーです。
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2008.01.09
優悟、初釣り大漁!!
みなさん、こんにちは。 昨日は快晴べた凪でしたが今日は雨が降り目の前の慶留間島さえももやでかすんでいる阿嘉島です。 昨日は朝からあるプロジェクトのために必要な写真を撮影しに久場島で10ポイント10ダイブしてきました。1ダイブ15~20分間を10回繰り返して久場島のポイントの主にサンゴを撮影してきました。このプロジェクトは慶良間全体のことでみんなで手分けして担当エリアを決めて撮影しています。BPは久場島を最も得意としている海域でおそらく慶良間諸島全体の中のたくさんあるショップのなかで最も久場島に日常的に通っているためBPが久場島を担当させていただきました。今後BPがポイントとして確立したオリジナルポイントの一部の数ポイントを公開しなければいけない日があと数日後に迫っています。でもこれも慶良間の海を守るためなのです。是非ともご理解ください。 午後は優悟と約束していた釣りに出かけました。なかなかシーズン中は何度か泳いだくらいでアウトドアな遊びを一緒にしてあげれなかったので今日はダメおやじなBPもちょっと頑張りました。慶留間島の港にヤマトミジュンの群が入っていたのでサビキで釣りました。釣竿はつい先日1/5に5歳の誕生日を迎えたときにBPが優悟にプレゼントしたものです。はじめは釣れませんでしたがしばらくすると入れ食い状態になり優悟は大興奮して大喜びで静かな慶留間港は優悟のはしゃぎ声がこだましました。 ヤマトミジュンを釣り上げて満足そうな優悟。普通のミジュンよりも3倍は大きいです。優悟は釣り上げるとピチピチとはねるヤマトミジュンを手つかみしてクーラーボックスに入れて『お父さん、また釣れたぞー!』を連呼。後半はまき餌の投げ方も上手になってきました。 慶留間島からの帰り道、阿嘉大橋で佐久原の奇岩群に沈もうとしている夕陽が前浜をキラキラと輝かせていました。オレンジ色の輝く道を見て優悟も『お父さん、綺麗だねえ。』とつぶやいていました。綺麗なものを見て綺麗と感じて言えることはガイドダイバーのおやじとしては大変嬉しいことでした。 釣果はこんな感じ。総数は45匹。太悟と優後にたくさん食べてもらうためにたくさんあげました。残りは近所のおじいおばあにプレゼント。太悟、優悟は魚を配っていたらおじいおばあから お年玉をゲット!BPは新鮮な無農薬野菜をいただきました。 夜はトゥーラトゥ社長に呼ばれて晩御飯兼飲み会。年末からトゥーラトゥ社長とスタッフが作ったガラス玉の照明がいい味を演出してくれました。写真は飲み会スタート直前。 琉球料理居酒屋の『カチャーシー』のオーナーと飲みました。オーナーはとっても話が面白い方で笑いが絶えませんでした。グルクンのネギたっぷり漬けとミジュンのたたきは美味しすぎてノックアウトでした。 BPは1時過ぎに撃沈。トゥーラトゥ社長とオーナーは朝6時過ぎまで飲んだそうです。BPは朝6時に起きてトゥーラトゥのテラスに電気がついているのを見てビビリました。しかし、トゥーラトゥ社長の体が心配です。
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2008.01.06
今年もよろしくお願いいたします!
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 今年の年末年始は海がシケてしまい大変でした。日本列島を包んだ大寒波の影響で阿嘉島もとっても寒くなりました。エキジット後は冷蔵庫の中みたいでした。しかし、お客さんが帰りだすとみるみる海況と天候が回復して1/4は下曽根に行けるくらい静かになり強い日差しが降り注ぎました。今日も暑かったです。 1/4お客さんはイワサさん1名のみ。イワサさんは大物派なので1本目は下曽根に行ってきました。この時期は当たりはずれがありますが行ってみるとイソマグロ15本がブンブンと根の周りを泳ぎ回っていました。イワサさんはワイドレンズで激写!BPは下からあおって逆光のイソマグロを撮影しました。この時ザトウクジラのソングを今シーズン初めて聴きました。クジラのラブソングをBGMにしてのダイビングはこの時期ならではの楽しみです。 2本目はBP得意中の得意のポイントである『紺瀬の鼻』。ギンユゴイの群、グルクンの群、アオウミガメ2個体、ネムリブカ、オオセ2個体と出逢いました。勿論ハダカコケギンポはみんな元気でした。なんといってもこのとき透明度45mはありました。驚異的な透明度でした。沖は真っ青で全てがクリアに見えました。オオセの出現はこのオフシーズン初です。しかも2個体も見れてラッキーでした。イワサさんは良い写真が撮れた!と満足してくれました。 1/3久場島にて撮影。クビアカハゼの赤黄個体。ヤノさんのようなヒレ全開写真が撮りたいですなぁ。けっこうどこにでもいて素晴らしく綺麗なのにリクエストするお客さんはほとんどいません。だからBPの方からガイドして撮影してもらって本種の美しさを実感してもらっています。 今日1/6渡名喜曽根までホエールウォッチングに行ってきました。お客さんはたったの1名のみ。初クジラはブロー、背中が出て、テールしか見れませんでした。手振れでこんな程度の写真でごめんなさい。3月末までホエールウォッチングはやっております。
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2007.12.30
2007年総評~良い年をお迎えください!
みなさん、お疲れ様です。 次第に海がシケる模様。明日午後から波が高まりそうです。明日明後日は船が欠航する可能性が出てきました。 海の中に入ってしまえばやはり楽しい!どこへ潜ってもコブシメがいる!今年はコブシメの当たり年だ!! 早くも産卵シーンに巡り合いました。この日は12/22。オリジナルポイントの深場に行って帰ってきたら一生懸命産卵しているコブシメに逢いました。BPのオリジナルポイントの浅場にはコブシメの産卵場が何箇所かあります。左の個体はメスが産卵しているところです。右側のは見守っているオス。 近づいて撮影。まさに卵をサンゴの隙間に産み付けている瞬間です。このときは警戒心がなく寄れます。 かつてはBPしか潜っていなかったオリジナルポイントであったが今ではけっこうたくさんのショップが潜るようになりました。そのポイントで最近撮影したヒレグロコショウダイyg。毎年ここではパンダツノウミウシが高確率で出現しています。他にもいろいろ。 2007年は激動の年でした。人生波乱万丈です。 連休はことごとく台風にやられてしまい多くのお客さんたちの大切な休みを台無しにしてしまいました。2008年は連休に台風が来ませんように願います。 2007年は温暖化が非常に顕著に出てきた年でもありました。つい数日前は昼間に気温25度以上に上がりました。水温も10年前より1.5~2度上がっています。船のエンジンアイドリングをもっと短くしないといけないですね。 2007年は発見もいろいろありました。カンムリブダイが春に前浜で出現し、夏に佐久原で出現。今では航路付近を泳いでいると漁師さんから聞きました。カンムリブダイは沖縄エリア限定すると絶滅危惧種に入るでしょう。ゴシキイトヒキベラも今年初めて出会いました。うなり声を上げて感動しました。他にもたくさん初の出逢いがありました。今年最後の素晴らしい出逢いはアンコウウバウオのアンちゃんと出逢ったことでしょう。2008年も探し屋BPは更なる海洋生物の捜索とワイドに感動的な海をお見せすることに専念します!今年BPに来てくださった皆様に心から感謝をします。ありがとうございました。 2007年も残すところわずか。みなさん良い年をお迎えください。
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2007.12.24
アンちゃんに逢いに来て!!
みなさん、こんばんは。今日はクイーンザマミが欠航。しかし、海に出てみるとそれほど高波ではありませんでした。 本日の水温23.4度。年末年始の予想水温は23.4~22.7度の範囲でしょう。フル装備できてください。船上で着るフリース、カッパ、毛糸帽子、タオルを持参してきてください。 前浜ではいつも通りコブシメがいました。今日は5個体。出現当初よりも少し成長していました。コブシメは成長が早いため1ヶ月で一回り大きくなっていますね。驚いたのはキンメモドキygの大群が出現していて根を覆っていました。通常は3月~5月頃に出現するキンメモドキygですが早くも現れました。通常よりも3~4ヶ月早くに産卵した群がいるってことになる。前浜ではキンメモドキygがいろいろな時期に突如出現しているので非常に環境が良いのでしょう。 昨日か一昨日、男岩でザトウクジラが2頭いたらしいです。これから続々と慶良間近海にザトウクジラが集まってくるでしょう。 12/19に撮影した画像です。平井健ファンのK夫妻とドロップオフを潜行中に深い方からBPたちのほうに向かってきて大接近して通過していくところを撮影しました。マンタ並みの巨大マダラトビエイでした!こんなに大きいのに尾がサメなどに食いちぎられていなくって長くてカッコ良かったです。 真珠層のような美しさをもつウスフジイロウミウシ。BPの記録では4月が最も多く出現していますが真夏でも出ています。 ここ数日間でウミウシに増加に手ごたえを感じています。キイロウミコチョウやキマダラウミコチョウも出現し始めました。種数はまだまだ少ないながらも楽しめる程度に種数は増えてきました。ウミウシファンのみなさん1月以降はねらい目です。お待ちしております。 これは11月頭からずっと観察を続けているアンコウウバウオのペアが卵を守っている大変貴重な映像です。おそらくアンコウウバウオが卵をペアで守っているシーンはほとんど撮影されていないと思われます。卵を拡大して見ると目が成熟してきている個体がありましてかわいいんだ。卵の色は産卵直後は黄色、成熟してくると暗色になって銀色の目が出来るのです。アンコウウバウオは興奮すると体色を一瞬にして変化させることもわかりました。卵がないと転石から転石へとスルリスルリと移動して撮影が大変難しいですが卵があるとそこから動きません!卵に対するアンコウウバウオの愛情を感じ、BPは転石を丁寧に伏せました。アンコウウバウオの『アンちゃん』(本日命名)にみなさん逢いに来てください。 昨夜のクリスマスパーティーは楽しくみんなで飲みました。ワインを4種類くらい飲んだら2日酔いになりました。何だか寝不足で今日はダイビングから帰ってきて1時間も眠ってしまった。これで大好きなジョギングを3日間も休んでしまいました。体が出来ていないのに3日間も休んだから取り戻すのが大変だ。 最近は畑の作物がいっぱい取れるようでみいしきのオバアやトゥーラトゥのオバアからもらった野菜を食べて何とか食べつないでいるBP。オバアの作ったほうれん草が抜群でした。昨日はトゥーラトゥ社長から大量のミジュンをいただきました。トゥーラトゥ社長はミジュンを部落中に配り歩いていました。今日はミジュンの刺身を生姜醤油でいただきました。
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2007.12.23
イルミネーション
みなさん、こんばんは。 17日から毎日潜っています。水温は今日22日現在で23.3~23.8度です。低く出るダイコンは23.0度を示したこともあります。大型のコブシメがBPオリジナルポイントにて本日産卵が確認されました。ウミウシが少しずつ増えてきました。12/12に黒島周辺でフェリーがザトウクジラ2頭を確認しています。 着々と準備されていたトゥーラトゥのクリスマスのイルミネーションがついに本日完成し7時30分頃点灯しました。 メリークリスマスは屋上のアズマヤーに登る途中に飾られています。 左上に『トゥーラトゥ』の青いイルミネーション見えますか?これよく作ったなぁ、と感心しました。 これがトゥーラトゥのイルミネーションほぼ全景。明日はトゥーラトゥでクリスマスパーティーです。朝まで飲むらしい!BPは最近朝までもちません。 みなさんも楽しいクリスマスを。
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2007.12.14
トゥーラトゥ忘年会!
みなさん、お疲れ様です。 12/12にトゥーラトゥのスタッフだけのメンバーで忘年会をやりました。トゥーラトゥ社長から呼んでいただきBPも参加させていただきました。ボーリングではヒデが優勝しました。BPはダントツのビリ!あんこう鍋や寿司やらあん肝、しらこ・・・・など次から次へと食べまくるトゥーラトゥスタッフ一同でした。2次会はカラオケで歌いまくりましたがテンションが上がってきたところでお開きになってしまったのが守とBPとしてはちょいと心残りでした。 もうすぐクリスマスですね。BPのホッタテ小屋にはクリスマスツリーさえありませんので夜トゥーラトゥに行ってキラキラと輝く大きなツリーを見にいきます。 トサカガザミかその一種です。探せばけっこういます。2個体いるのがわかりますか?ユビノウトサカなどのソフトコーラルに切れ目を入れてその亀裂の中に挟まっています。ポリプのつぼみの水玉模様とトサカガザミの背面の模様はカムフラージュ効果を狙ったものでしょう。 アカホシカニダマシやコホシカニダマシの近似種で和名は不詳です。佐久原、屋嘉比などで見れますが12月初旬に奥武島でも発見しました。外洋に面したところで小さなイソギンチャクに住んでいます。一生懸命ほうきのような器官を使ってプランクトンを捕食しているところを撮影しました。
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2007.12.08
どのサンゴもみんな元気に成長しますように!
みなさん、お疲れ様です。 昨日一昨日は静かの海が広がっていた慶良間諸島。今日は早朝は静かでしたが次第に波風が強くなってきました。明日は少し落ち着く予定。フェリーで到着したお客さん2名を1本ガイドしました。フェリーが到着するまでは受信できなくなってしまったメールを直すために試行錯誤しました。結局直すことはできませんでした。12/1~12/7までのメールはメールサーバーにも残っていないことがわかりました。この期間にメールを送った方はたいへんお手数ですがBPの携帯のメールに送信してください。 BPの携帯アドレスは bp.tsuyoshi@ezweb.ne.jp です。 しかし、携帯のアドレスに送る場合はダイビングのご予約かお問い合わせに限らせていただきます。件名には『ダイビングの予約』または『ダイビングの問い合わせ』と書いてください。12/10に専門の方が来て直してくれることになりました。直りましたらこの場でお知らせいたします。HPのトップ画面と予約カレンダーの更新しようと試みましたが更新情報を送ることが出来ませんでした。これはメールが受信できないのと何か関係がありそうです?? 去る12/5~12/6の2日間、阿嘉新港マジャの浜側のテトラポットについているサンゴをすぐ近くのサンゴの少ない根に移植しました。写真はテトラポットに生育するサンゴ礁です。BPはこの丈夫なサンゴを大きなバールを使ってはがす係りをやりました。手が痛い~!移植場所に運搬する係り、移植する係りなどに分担して作業は進められました。 鉄筋を根にたくさん打ち込みました。この鉄筋にサンゴを固定します。 BPがはがしたサンゴをみんなで鉄筋に固定している作業風景です。渡嘉敷島のダイビング業者15名も応援に来てくれて大変助かりました。渡嘉敷島の港も阿嘉と同様に工事があるようで同じように移植したいので半分勉強に来ていました。渡嘉敷島の移植作業の時には俺たち阿嘉のメンバーもたくさん参加して応援したいものです。移植したサンゴは2日間で合計約200個。 ずーーっとサンゴはがし係りでほとんどサンゴを鉄筋に固定していないので最後の方に奇跡的にテトラポットから取れたテーブルサンゴを自分で固定しました。サンゴも自分がここに付いていたら死んでしまうかもしれないことを自然のカンで察知していてサンゴの方からはがれてくれたとBPは思っている。サンゴの成長点となる先っぽの部分をワイヤーブラシでこすった海底に接触した状態で固定しました。このテーブルサンゴはここにくっついて見事に成長することを願っています。 さて明日ガイドしたら17日のお客さん到着までは休業します。山ほどたまっている雑務作業と忘年会の嵐です。 トゥーラトゥ社長は毎日ウォーキングを頑張っています。昨日、今日は延縄漁に出ています。
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2007.12.03
仲間由紀恵さん来島!!
みなさん、こんばんは。 今日は快晴べた凪の慶良間諸島。 今日は午前中2本潜って港に帰ってきたらこんな時期に珍しくたくさんの島の住人たちが集まっていました。着岸してしばらく待つと仲間由紀恵さんが乗った大きな車がやってきました。10mくらいの近さで見ましたがたしかに綺麗な人でした。宮古美人ですね。テレビカメラが回りだすと仲間由紀恵さんが子供たちに『それでは船に乗りましょう!』と言ったけど子供たちは緊張していたようで反応がありませんでした。出港していくと仲間由紀恵さんが手を振ってくれるからみんなで手を振り返しました。どんな番組か知りませんが1/1のテレビ東京で10分間くらいでるそうです。島ではテレビ東京映らないんだよなぁ。 2cm弱の小さなハゼも魅力的な種が多い。今日はお客さん3名とも大きなカメラを持っていてイチデジのすごさをまたしても見せ付けられてしまいました~。 もう今年も1ヶ月きってしまいました。あっという間だなぁ。
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2007.12.01
12/2(明日)仲間ゆきえさん来島!
みなさん、こんにちは。 今日は1週間近くも続いた強風高波から回復して快晴2mほどの波におさまってきた慶良間諸島。気持ちの良い日差しです。新規のお客さんご夫婦は常連のN夫婦からの紹介でやってきました。北浜オアシスは明るい日差しと綺麗な水でサンゴとデバスズメたちが輝いていました。 昼間に今日来ると書き込みましたが間違えでした。明日(12/2)昼頃マジャの浜で移植したサンゴの成長の様子を阿嘉小学校5~6年生たちが見に行くところで仲間ゆきえさんが何かコメントしてくれるってことかなぁ??このような大物芸能人の撮影ともなるとクイーンに乗ってこないで那覇から大きな船をチャーターしてやってくるのです。仲間ゆきえさんは名前からおわかりの通りウチナーンチュです。100本くらい潜っているダイバーだそうですが今回の撮影では潜らないそうです。放送は1月1日テレビ東京です。阿嘉ではテレビ東京が映りません。誰かビデオに撮っておいてください。 かわいい~、カクレクマノミ。BPのオリジナルポイント『クマノミ城』のカクレクマノミです。クマノミ城はひとつの根にクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、セジロクマノミの5種類のクマノミがたくさん住んでいます。根はイソギンチャクだらけ!よくもまぁこんなにクマノミが共生するイソギンチャクがたくさん集合したもんだ。この根を見ていると昔阿嘉島のあるビーチににあったクマノミ城を思い出します。BPがまだ旅人で阿嘉島に来ていた19年前はその根が存在しました。スカシテンジクダイも大量についていて巨大なオレンジ色のオオモンイザリウオが住んでいました。BPはよくここに素潜りして遊びました。目を閉じれば・・・いい思い出だなぁ。 新『クマノミ城』がいつまでもそのままでありますように。 おや!こりゃもしかしてサザマミヤッコygかと思っていたけどロクセンヤッコygかアデヤッコygか??サザナミヤッコygは白ラインが全体的に湾曲するはずだがこれはほぼ直線的で端っこで急激に曲線になっています。これはおそらくロクセンヤッコygかアデヤッコygではないでしょうか??瀬能先生に聞いて見なきゃ。世界中の学名ポマカントゥスの仲間たちのYGの写真をずらりと並べた資料を持っていますが実にみんな似ています。 このygはクマノミ城に住んでいます。まだ4cm弱の個体なので成長が楽しみです。 実は11月初旬にあった村民運動会のあとのナイター野球のウォーミングアップ中に肉離れになってしまいました。3週間もの長い間、モモの肉離れで走れなくなっていたBP。普通の生活にはなんら支障はなかったものの走ってみると50mも走れないくらいでした。11/29日に3週間ぶりに走ることが出来ました。もう沖縄マラソンまで3ヶ月きってしまったのでかなりヤバイ!全く体が出来ていない状態でさらに3週間休んでしまった。頑張れることろまで頑張ってみよう!
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2007.11.29
前線停滞の慶良間諸島!
みなさん、お疲れ様です。 26日から前線が発生して強風と3~4mの高い波が続いている慶良間諸島。大接近すると思われた台風23号24号も熱低に変わり少しだけ安心しました。雨がしとしと毎日降っていて山や畑は恵みの雨だったかもしれません。12月1日頃までシケが続きそうです。この11月26日から12月1日の期間のお客さんが7名もいて全員キャンセルになってしまいました。キャンセルが出たため26日から潜っていないBP。ガッカリして落ち込んでいるBPはぐちゃぐちゃにちらかった部屋の片付けをぼちぼちやっています。年賀状を作ろうとしましたがプリンター(6年も使用)が壊れたままだということに気付いて買い換えないといけなくなりました。確定申告の準備もしないといけません。あ~お客さんがいなくってもやることいっぱい!頑張ります! 先日、トゥーラトゥ社長たちと行った久米島で小さなシーサー屋に入った。そこでとってもかわいいシーサーを発見しました。見ているとほのぼのしてきます。かわいいでしょ。トゥーラトゥ社長が気に入って購入しました。 BPが大好きなハタタテサンカクハゼです。これは立派な背ビレなのでオスかも。透き通る体に黄色の水玉模様が素晴らしい。目は綺麗な緑色。ところどころ金属的な光沢が出るのもこの類の魅力です。明るいレンズのデジカメで撮影するともっと綺麗な黄色(レモン色)の水玉模様が出ますよ。あ~早くカメラ買い換えたいよう。あ~プリンターからカメラ・・・・今年も出費が多そうだ。 ウミウシが出てきましたよ。何じゃこれ?ミカドウミウシのバリエーション個体かな?赤茶の海草地帯を歩いていました。パンダツノウミウシがあるポイントに立て続けに出現しています。 前浜では先日の連休最初に11匹のコブシメの群が出現しました。連休の終わり直後も6個体いました。コブシメが11個体もいるとなかなか壮観ですよ。たくさん産卵してくれるといいなぁ。 みなさん見に来てください。
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2007.11.23
まだまだ毎日潜っています!
みなさん、お疲れ様です。 かなり久しぶりの書き込みになります。スタッフのエビちゃんが11/1に帰ってから少人数だけど一人はやっぱり忙しくなかなか書き込みができずすみませんでした。 11月になってからは3日間トゥーラトゥ社長たちと久米島に1泊小旅行に出かけました。男5人で気兼ねなく笑いだらけの旅でした。久米島に行ったとき以外は毎日潜り続けているBP。水温は今日現在で25度。ダイコンによっては24度台を示しているものも出てきました。11月中旬から急激に水温が低下してきました。例年よりも少し水温が下がるのが遅れたためかウミウシの個体数が例年よりも少なかったです。ここ数日で増えてきている感じです。北浜のトウアカクマノミの今年最後と思われる産卵が確認されました。まさかもう1回やったりして?コブシメも出ています。民宿トゥーラトゥ社長が漁に出てコブシメを捕ってきました。久しぶりに昔のトゥーラトゥ社長を見て嬉しくなりました。 ジャングルから出てきた野人たちではありません。大きなソテツでした。 久米島のサトウキビは甘くって美味しかった~。海洋深層水のスパは最高でした。久米仙の工場も見学してきました。何しろどこへ行っても盛り上がりまくりでした。 前浜のカメです。よく熟睡していました。大きなコバンザメが2個!このカメはいったい何年生きているのだろうか?もしも70年くらい生きていたとしたら第2次大戦中も爆弾が海にたくさん落ちてくる中逃げたのかなぁ?とか思ってしまいました。慶良間の海の歴史を知っているんだろうなぁ。話が出来るものなら教えてほしいなぁ。 BP慶良間初記録種。アンコウウバウオです。あるところに2個体住んでいます。なかなかかわいいものです。でも石から石の下へスルリスルリと動くので撮影は難しいです。11月初旬から何人かのお客さんが撮影に成功しています。BPはつい先日やっと撮影できました。この写真を撮ったときはウミウシ大好き姉妹と潜水時間99分間でした。普通のダイビングショップの2本分も潜っちゃいました。
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2007.10.24
本日、雑務処理!
みなさん、お疲れ様です。 本日は台風のキャンセル以外では初のお客さんゼロの日でBPはスタッフ海老沢と雑務を分担してこなしました。たまっていた雑務をバリバリこなすことが出来て今日は充実しました。でも天候は素晴らしい快晴でした。何でこんな日にお客さんがいないのだろう?明日から波が高まる予報。明日からお客さんが到着するというのに予報よりも波が低く風も弱いことを願っています。 意外と似合わず綺麗な花が大好きなBP。 前浜に群生するグンバイヒルガオをローアングルでカメラを構えてサクバルの奇岩郡が遠くに見えるように遠近感が出る構図で撮影しました。花の体内時計はどこにあるんだろう?昼にはちゃんと咲いて暗くなる頃にはしぼんでしまう。アサガオは前日の日没時刻から11~12時間後に開花するようになっているそうです。ってことはグンバイヒルガオはさらにプラス3時間後くらいなのかなぁ? アムロのバルタンシャコです。昨年あるフォトコンのある部門でグランプリを受賞したSさんからカメラを借りて撮影した1枚です。やっぱり5年以上前の骨董品のようなBPのデジカメとは比べ物にならない美しさですね。カメラを買い換えないといいけないのかなぁ?今年は台風貧乏だけにきついなぁ。うーん、でもこんなに美しい映像が撮れるならばさすがに最新機種のカメラを買わないとダメですね。 ダルマハゼが卵を一生懸命守っているシーンです。ダルマハゼの頭の上にあるキラキラしたツブツブが卵です。もう10月もあと1週間で終わろうとしていて生物たちの産卵がかなり減ってきています。でも探すとけっこうまだまだ卵を守っているところに出逢えますよ。このダルマハゼは他の外敵に卵を狙われそうなところに堂々と産卵していて心配ですが撮りやすいです。 明日は午前中、太悟丸のエンジンオイル交換です。夏場一生懸命頑張って走ってくれたので心をこめて新しいオイルを注ごうと思います。
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2007.10.23
ケラマジカの求愛!
みなさん、お疲れ様です。 今日は快晴で気持ちの良い一日でした。透明度も抜群で内海ですら40mありました。ここのところケラマジカのオスがメスを求愛する鳴き声が頻繁に聞こえるようになってきました。これからお客さんがいないような北風が吹く日にケラマジカのオスのなき声を聞くと何だかジーンとこみ上げてくるものがあります。求愛にしては何かもの悲しげに聞こえるんですよ。ケラマジカの鳴き声を聞いて秋の深まりを感じるBP。 オハグロベラ属の一種です。ヤギ類の群生地帯ではけっこう見かけます。 『日本のハゼ』P178に出ているコバンハゼの一種。まだ和名がないのです。テーブルサンゴと枝サンゴが密着している境目に住んでいるところを観察しています。他のコバンハゼ類と比べるとけっこう全身撮影することは容易な方です。ただターゲットライトを照らすアシストがあるとより撮影しやすいです。 あ~かわいい!サンゴの枝に体が隠れてしまうとかサンゴが陰になってストロボが綺麗に当たらないなどの悩みはありません。堂々とサンゴの上に出ているんだ。
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2007.10.18
流れ藻の魅力!
みなさん、お疲れ様です。 10/13に行われた座間味村祭りが終わったとたん本格的な北風のシーズンに入りました。 祭りの次の日14日に阿嘉部落上空にはたくさんのサシバという猛禽類の一種が飛来しているのを確認しました。サシバが来ると本格的な北風にシーズン到来なのです。水温は27.5度。いまだに高水温です。しかし、エキジットするとちょっとだけ寒さを感じるようになりました。 流れ藻は毎年お盆明けころから9月いっぱいですが今年は流れ藻の出現が遅れました。水温の関係かなぁ?9月下旬からよく確認している流れ藻にカムフラージュして住んでいるハナオコゼです。ハナオコゼはカエルアンコウ(旧名イザリウオ)の仲間です。まさかハナオコゼまでハナカエルアンコウに改名したなんてことあるのだろうか?10/15久場島の南側では流れ藻の大集団を発見しました。BPはすぐに流れ藻のそばに船を止めてバケツで流れ藻をたくさんすくってみました。するとこの写真のハナオコゼygが発見されました。とってもかわいい~!12~13mmくらいの小さな子でした。流れ藻にはエビ、カニ、ウミウシ、ハナオコゼ、各種幼魚などが住み着いていてとっても楽しいです。 流れ藻に完璧にカムフラージュしているウミウシです。資料をよく見て調べていませんが和名は不詳。小野さんに聞いてみよう。流れ藻に住む普通種。完全に海草になりきっている高精度の擬態ですね。海草の色と海草にある黒色の水玉模様までもが同じです。流れ藻から離してみると体全身をくねらせて一生懸命泳ぎます。 お昼、ダイビングに出発しようと前浜をチャリで走っていたら波打ち際にケラマジカが歩いていました。このオスジカに何か哀愁を感じました。もしかしてメスの奪い合いのケンカに負けてしょんぼりと山を下りて浜でたそがれていたのかなぁ??この撮影をしているBPのすぐそばにはNHKの取材カメラマンがいて大きなテレビカメラで静かにケラマジカを撮影していましたよ。ケラマジカを題材にした番組を製作するそうで9月と10月にかなり長期で阿嘉島で取材しています。 どんな番組が出来るのか楽しみです。日時が決まりましたらお知らせいたします。 ダイビング終了して船を掃除してチャリで前浜を走ってホッタテ小屋に帰ろうとしていたら昼間に逢ったケラマジカがまだいました。思わずチャリをとめてパチリと撮ってみました。阿嘉の住民はケラマジカが道にいても猫や犬がいるのと同じように『あ~いるなぁ』と思うだけで特に干渉しないのがケラマジカの警戒心を緩めているのでしょう。
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2007.10.13
いまだに28度の高水温!
みなさん、おはようございます。 台風15号のあとからみるみる海況は回復して10/10くらいから静かになってきている慶良間諸島。いまだに水温が28度もあり全く寒さのストレスがなく快適です。この様子だと11月も楽勝で例年よりも快適に潜れるでしょう。11月のみなさんのお越しをお待ちしております。 今日は17時30分から座間味村祭りが阿嘉新港ターミナル広場にて開催されます。台風直後からはOW講習の海洋実習と学科講習でOW講習が終わってからは3本ガイドが終わってから祭りの準備に追われとっても忙しいBP。今日は天候もまあまあで祭りが予定通り出来そうで良かったです。 今日は甲殻類学会があり先生が忙しい。バイオレットボクサーシュリンプの日本での生息と分布について発表されるそうです。早く和名が付くといいなぁ。BPが最近送ったエビやコシオリエビの写真は『非常に興味深い!学会が終わってからゆっくり返事をする』と返信が来ました。 静かになったなぁ!BP得意の久場島に向かう途中、走りながらの1枚。久場島は10/11朝1本目は透明度45mくらいありました。空気のように透き通っていて沖のケラマブルーは素晴らしい色彩でした。 9月初旬から出現しているホソカマスの群です。ここの所はずれなしで遭遇しています。最近は2箇所に別れて群れてそれが合流するところにも遭遇しました。あ~、ワイドレンズで撮ってみたいなぁ。真冬までいますのでみなさん見に来てください。 コブシメがたまに出現しています。これは昨日(10/12)まだ30cmくらいの若いのが2個体。これから水温が下がるに連れて徐々に出現数が増えてくるでしょう。正月からは交接や産卵と遭遇することもあります。 港の中では普通種ですが内湾環境には港の外でもいるオオウミウマ。でっかいのでお客さん一同驚いています!BPオリジナルポイントにて逢えることができます。慶良間にもイバラタツやハナタツなどがいたらいいのになぁ。どこかにいるのかなぁ?いつか逢えますように。
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2007.10.07
台風15号八重山を通過中!
みなさん、お疲れ様です。 只今台風15号が八重山地方を通過しています。阿嘉島では午後3時から4時頃最も波が高くなっていました。佐久原の奇岩を乗り越える波が10分に1回くらいありました。波は非常に高いのですが強烈な風はそれほど吹きませんでした。雨も降らないので外で散歩も出来るくらいです。運動不足にならにように夕方はちょっとだけサーフィンをパーラーミヤマ前で楽しみました。 立てなかったけどボードにしがみついた状態でものすごいスピードで波に乗っていくのが楽しかった~。 これは9月に運瀬で撮影した写真です。もうキビナゴがこれほどまでに群れるのかって驚く雲のようになっています。そこにツムブリの群が目の前でずっとウロウロしてくれるんですよ!普通のポイントですとツムブリは通過してゆくのが普通です。しかし、運瀬で潮合わせをして潜るとツムブリ、スマガツオ、ニジョウサバ、イケカツオ、カスミアジ、インドカイワリ、ダツのそれぞれが群れていてキビナゴにアタックするんですよ!アタックするときはキビナゴを水面に向かって追い込み急浮上して水面下で捕食してすぐさまヘッドファーストで2mまで潜ってまた水面へ!を繰り返します。もう水面はバシャバシャ!キビナゴは水面上をジャンプして逃げ惑います。まさに弱肉強食の世界です。台風がなければこんなシーンも見れるのになぁ。 これはあるソフトコーラルに寄生してそのポリプや表皮を食べるウミウサギガイsp。まだ世の中に本種の生態写真はほとんど出ていないのではないでしょうか?でも探せばいる貝です。外套膜と腹足には赤色の美しい模様が入り体地色の白に綺麗に映し出されています。BPのカメラだとなかなかその美しさが再現されていませんがお客さんたちの最新のカメラだともう『うぉーー!』ってうなっちゃうくらい綺麗です。このウミウサギガイspの外套膜は素晴らしいアートです。撮影したお客さんたちはみんなログ付け中に自分で撮って写真を見て『うぉすごい綺麗!』と言っています。知られざる生物をガイドするBP。慶良間の海は奥深い可能性があります。これからも探し屋BPは頑張ります!一応、BPは日本貝類学会会員。ってただの会員だからね。あんまり勉強していないからたまに貝マニアからメールや手紙が来て『この貝の慶良間での生息状況を教えてください』とか『この貝持っていますか?』とかきてBPはほとんどちゃんと答えられたことがない勉強不足なおちこぼれ会員です。 台風早く過ぎ去ってほしいねぇ。8日からのOW講習の予約が入っているのになぁ。到着できないかもしれないなぁ。あ~今年の台風はひどすぎます。
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2007.10.05
感動の秋の夕暮れ!
みなさん、お疲れ様です。 只今、台風15号の影響を受けて風が強く外洋の波は7mというおおしけの慶良間諸島。しかし、強風圏内に入るかどうかの位置にあるため外に普通に出られます。昨日の午前中のフェリーとクイーンを最後に午後から船も欠航。台湾北部を通過後のコースが悪いためおそらくこのシケは長引くと予想しております。この連休でウチで潜る予約を下さっていた多くのお客様たちはこれに懲りず是非とも日をあらためて検討して頂き年内中にでも来て下さればありがたいです。 8日いっぱいまではお客さんも阿嘉島にこれないので普段出来ないことをしようと思います。昨夜は早速トゥーラトゥ社長とお客さんがいない状況で久しぶりに飲むことが出来ました。楽しかった~!お開きはなんと4時30分で寝たのが4時45分。午前中いっぱいくたばっていたBP。しかし、驚異的な体力のトゥーラトゥ社長はスタッフエビちゃん情報では早くも朝から活動していたようです。 秋は夕暮れがとっても綺麗です。慶良間で素晴らしい夕暮れの写真を撮影するならば8月から10月いっぱいをお勧めいたします。この写真は昨日10/4にジョギング中に阿嘉大橋をわたっているところで絶景の夕暮れシーンに出逢い急いで走ってホッタテ小屋に帰ってカメラを持ってヒズシの高台から撮影したものです。海と空を美しく染める夕暮れの色彩は刻々と変わってゆき1分単位で全く違った写真になります。最高に美しい色彩から10分遅れてたどりついたためちょっとアンダーな写真ですが全てを美しく染める光景がおわかりだと思います。秋の中でも特に台風直前は最も美しい夕暮れが見ることが出来ます。ちょうど宿の晩御飯の時間と夕暮れの時間が重なっているため知らないお客さんが多いのですが是非ともこの時期に来ましたら5時50分から6時25分の間(最高美はこの間の約15分間)にヒズシ、阿嘉大橋、慶良間空港展望台などへ行き夕暮れを狙って見てください。毎日こうなるわけではありませんが、通ってみればきっと感動の夕暮れに出逢えるでしょう。みなさんもこの素晴らしい夕暮れを見てたそがれてみてはいかがでしょうか?素晴らしい夕暮れに出逢えますように・・・・。 サザナミヤッコygです。ケーブ内では毎年ygが観察されています。それはサザナミヤッコygが本来生息しているタイドプールとケーブの地形が似たような環境であるためです。初夏の頃にはとっても小さなかわいいygと出逢えますよ。現在はだいぶ成長していてもう成魚の体色へと変化している途中の段階がよく観察されています。しかし、このブルー好きだなぁ! ヒヅメコシオリエビ属の一種?としかいえませんがかなり魅力あるコシオリエビです。このコシオリエビは今年のGW期間中に発見して以来断続的にあるポイントに出現しています。台風直後でも見れるときもあればべた凪が続いていて安定しているのに見れないときもあります。ほんとに不安定なやつですが9月に入ってからも何度も見れています。背景のカイメンはお客さんたちがお持ちの最新機種ですともっと綺麗に写りBPも驚いています。自然光で見たときは写真とは全く違うように見えるんですよ。撮影してみてビックリ!カムフラージュがお見事!BPはこの類のコシオリエビを数多く観察撮影しています。まだ世の中に知られていないコシオリエビはたくさんいるものですね。今後他にも撮影ガイドしているコシオリエビの一種をたまにこのブログで紹介していきます。本種についてはまだ本気で探していないのもありますが、もう1箇所見れるポイントを見つけてから標本を送る予定です。
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2007.09.30
ウタキ登りに初参加!
みなさん、おはようございます。 9/28日はお客さんの入れ替え日でダイビングがなしになりウタキ登りに朝から参加しました。 阿嘉島には3箇所のウタキがありそれぞれヤー(家)によって拝むウタキが決まっています。しかし、BPは島生まれでないので区長さんの指示で一番若者が少なくて道が険しいクボーに行きました。駐車場からの山道はお年寄りにはきつい坂道でした。たどりつくとそこには密林に囲まれた神々しい聖域がありました。BPはそこで神様を感じました。BPはオバアたちの荷物もちをやったり、座布団に使うクバの葉を取って運ぶ役をやったりしました。 写真は野呂さんたちが神様にウートートー(拝む)しているところです。BPも神様に手を合わせて拝みました。野呂のオバアたちはクボーの拝所の拝みが終わるとさらにその奥の道を進んだところにある阿嘉島に最初に神様が天から降りた地といわれている最高の拝所にウートートーしに行きました。阿嘉島が益々神様の島だと言うことを実感しました。そしてこの伝統が今も受け継がれていることに感動したBP。 9月下旬から素晴らしい海況と天候に恵まれている慶良間諸島。透明度も良くキビナゴの大群は最高規模になっています。久場島、奥武島、屋嘉比島ではスマカツオの大群がキビナゴを集団捕食するシーンが水中でも見られています。先日の奥武島では800~1000匹の規模と思われるスマカツオの大群にお客さんたち全員囲まれて圧巻でした! 旬のホソカマスの群も9月初旬に出現してから群の規模を増しています。写真はBPオリジナルポイントにて高確率で見ることが出来ます。写真は群の一部で群全体はかなり見ごたえがあり素晴らしいです。 『おやおや、またBPさんじゃな。いつもただで見に来ないでたまにゃぁ貝やエビカニでもお土産に持ってきてくれんか』 写真は残念ながら先日の台風12号によって巣穴が消えてしまって消息を絶ってしまった『ミミックオクトパスかもしれないマダコ属の一種』です。お散歩はトゲダルマガレイになり時には全ての足を使ってミノカサゴにもなります。この習性を見ているとミミックオクトパスの可能性が高いかもしれませんがずっと以前から謎のままです。写真は好物の貝を大事そうに持っているところ。愛嬌があってかわいいんだ。今まで何度も引越しを繰り返しているのでまた捜索しなければなりません。 ここ数日間ずっとお客さん2~3名。海は静かで晴れです。行って来ます。
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2007.09.24
阿嘉幼小中学校運動会
みなさん、お疲れ様です。 少し波はあるものの久場島と奥武島に潜れるし透明度も高いし今回の連休は良いほうです。 連休と島行事が続いていて忙しいBP。9/22は阿嘉幼小中学校の運動会でした。午前中運営の手伝いと太悟と優悟の一生懸命な姿を見に行きました。そのために早朝ダイビングをやってお客さんたちを楽しんでもらってから運動場に行きました。 朝6時集合。ポイントに着くと朝日が岩と岩の間から出てきました。燃えるような朝日がオレンジロードを作ってくれました。 太悟が一輪車の競技を一生懸命やっている姿です。上手だなぁ。 優悟も頑張りました!BP優悟で背中同士でボールはさみした状態で走る競技は苦戦しましたが楽しかった。 ブチウミウシがここ数日間で2個体見つかっています。青いカイメンを食べるので青いカイメンに乗っかっているかカイメンの縁(周囲)にいることがあります。お客さん一同『かわいいなぁ』を連発してくれました。
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