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海バカ日記
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2008.08.01
島の子供たちの夏休み!
みなさん、お疲れ様です。 南と西側を除きほぼ静かになってきた慶良間諸島阿嘉島!台風明けからずっとお客さんが2~3名しかいませんが毎日ガイドしています。久場島では透明度も40mオーバー!北浜アザハタの根では人間にクリーニングしてくるホンソメワケベラがいます。BPの耳のゴマモンガラに噛みちぎられた部分をつついてくるのが大変でした。(笑)ホンソメワケベラだけじゃなく台風直後はどの魚も捕食行動が旺盛になっているシーンを台風明けからたくさん観察しております。共生ハゼのエビは台風で壊れかけた穴の修復作業に追われているのもよく見かけます。 BPのオリジナルサンゴポイントのワンシーン。みごとなサンゴ礁が広がっています。ずーっとBPはこのエリアのオニヒトデやレイシガイの駆除活動を1人で行ってきています。まだ油断しているとレイシガイがいるので保全活動に勤めます。 フリソデエビ発見!これは大きい個体。チビちゃんはガレ場の下に潜っていってしまいました。クローズアップレンズ付けて撮影したかった~! 夕刻、子供たちはBPが帰ってくる時間を見計らって港にやってくる。船を係留するとすぐに子供たちは次から次へと海に飛び込んで大はしゃぎ!今日はトゥーラトゥ社長のタイチ、モトキが太悟、優悟と泳いで遊びました。これが島の子供たちの夏休みの風景です。 明日も引き続きお客さんは2~3名しかいません。明日は南と西側も静かになってくるのでポイントの幅が広がりそうです。先ほどトイレに入るついでに空を見上げたら満天の星空が素晴らしく美しく瞬いていました。明日から8月。頑張ります!
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2008.07.30
お宝生物を運んできてくれる台風!
みなさん、お疲れ様です。 急激に波が低くなり透明度も回復している慶良間諸島阿嘉島!台風による海底やサンゴの破壊などは今のところ見受けられませんでした。それどころか砂地ポイントでは台風が運んできてくれたお宝のような小物生物がたくさん見つかっております。本日午前中はマクロ派ダイバーにはたまらない小物生物のオンパレードでした! 明日からは波も静まりそうなのでBPらしいワイド系ガイドもやっていきたいと思います。 前浜からすぐ目の前のゲルマ島を美しい水面も映るようにやや俯瞰気味に撮影。Bちゃん夫婦と常連のヒヨッシーが楽しかったダイビングを体で表現! 流れる水路にポリプ満開のイソバナが群生する美しい風景!お客さんたちは程よい流れを体感しながら龍宮城のような風景を楽しんでいただきました。 ミナミギンポが穴からこんにちは!テンクロスジギンポと比べると穴に入る頻度が少ないミナミギンポ。しかし、この時期、穴に入ることがしばしば観察される。穴の中には卵が産み付けられていて一生懸命守っていることが多いです。たくさんのバリエーションが知られていますが写真のイエローカラーの個体は特に綺麗ですねぇ。 予約カレンダーを8月、9月、10月に更新しました。是非参照してください。 みなさんのお越しをお待ちしております。
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2008.07.28
台風8号、遠ざかれども波高し!
みなさん、お疲れ様です。 今日も引き続き台風8号の影響で前浜には高波が轟音とともに押し寄せている慶良間諸島阿嘉島。午後からダイビングに行ってきました。お客さんは1名だけです。N君は外洋希望でしたが行けるはずもなく久しぶりにキジムン瀬に行ってきました。グルクンとカスミチョウはたくさんいましたがサンゴはまだまだ復活していませんでした。それでも死んだテーブルサンゴの上にはかなり小さなサンゴがところどころ見られたのが良かったです。2本目はタートルヒルでカメたちと出逢い小物生物たちも観察してきました。 うわ~、綺麗!阿嘉大橋からの真夏の海上風景。台風が来る前はこんなに穏やかで綺麗でした。阿嘉港を出港した船はBPの太悟丸に似ていますがBPが船を購入する時のモデルとなったあかじまマリンさんの船です。ファインダーを隅々まで見ていなかったミスで橋の手すりが両端に映ってしまいました。 7/15ケーブのポイントにてさんさんと降り注ぐ太陽の光線をみんなで観賞。絶景でしたよ。このような強烈な光線が見られるのはお盆いっぱいまでです。モデルは久々に潜って楽しんでいるスタッフのチエ。 外洋でも内湾でも環境を問わず見られるナガレモエビ属sp。5個体住んでいます。普通はペアでいることが多いです。以前にもこのブログ上で掲載したことがあります。サンゴと同じポリプのつぼみと同じ模様が背中にあるところが擬態精度をより高めています。 明日からは朝からダイビングに行けるでしょう。素晴らしい海をお魅せするために頑張ります!
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2008.07.27
台風8号通過中!
みなさん、こんばんは。 現在八重山の南から台湾に向けて進んでいる台風8号の影響を受けて波の高い状況が続いている慶良間諸島阿嘉島。ダイビングに出ているショップも4~5軒ほどありましたがBPはダイビングを中止しました。明日は朝の波風の状況と天気予報をみて決める予定です。 キャンセルすることになったお客さんたちもこれに懲りず、またBPで潜ることにリベンジしてください。 7/17に行われた御願ハーレー。毎日夕方青年会メンバーたちと練習してきましたが結局当日は台風7号のうねりのため前浜を4分の3周しか出来ませんでした。一生懸命練習したことはきっと次につながることでしょう。快晴の前浜にたたずむハーレーが1年にほんの10日間ほどの太陽を浴びて喜んでいました。その静かな喜びを絵にしました。 夏はやっぱりオリジナルシークレットポイントのコーラルウェイ!道には元気いっぱいのサンゴたちが太陽めがけて生き生きと伸びていました。水を感じさせない透明度と強烈な光の中、サンゴの道を散歩してみませんか? 慶良間では稀少なクマドリカエルアンコウかイロカエルアンコウか?同定できていませんがどちらにせよ貴重な出逢いです。あるポイントのあるエリアにて出現中!!この8号の波でどこかに移動してしまわないか?心配です。波がなくなったらあの場所で元気でいてくれよ~! BPは毎年お盆のお客さんが少ないです。いまだにMAX7名!8/15(金)以降もとっても空いています。下旬はガラガラ。9月は連休あたりが早くしないと人気の宿が満室になっていきます。 みなさんのご予約をお待ちしております。
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2008.07.24
絶景の北浜オアシス!!
みなさん、お疲れ様です。 プチ黄金の日々第2弾が続いている慶良間諸島阿嘉島。しかし、熱帯低気圧が接近中で今週末の天候海況が大変気になります。 7月は台風7号が来るまでは黄金に日々(べた凪快晴)が2週間も続きました。7月は海況の良さ、天候の良さ、光の強さ、透明度の良さ、魚影の濃さ、マクロ生物の多さ、・・・・どれをとっても平均的に良いです。 今回の写真から新しいマシンによって撮影した画像をみなさんにお魅せできるようになりました。今まで長い間お世話になったミノルタのディマージュF100は壊れてしまいお別れを告げました。本当に今までありがとう!ディマージュF100はマクロ撮影には強いですがワイド撮影でBPのガイドをなかなか表現できなかったのでついにニューカメラを購入することに決めました。 7/10北浜オアシスにて撮影。左にいるのはプロカメラマンの白鳥さん。BPの写真の師匠です。1枚シャッターを切った次の瞬間、ファインダーに映し出されたこの画像を見てあまりの美しさに驚きました!強烈な日差しが砂地に水面のゆらめきを映し出していて綺麗でした。 今ではすっかり有名になった北浜のトウアカクマノミを自然光撮影。いつになったら黒とオレンジが強い体色になるのだろう?白鳥さんと産卵の周期を観察していますが約2週間であることがわかりました。たったの2週間の間に産卵して成熟してハッチアウトするのです。他のクマノミ類はもう少し長かったイメージです。今後はもっと詳細な調査をして魚類学者に報告する予定です。 デバスズメたちがサンゴの上で舞い踊っている風景はまさに癒しの風景です。心が洗われますねぇ。 夏の間はニューマシンにはワイドレンズしか付けない予定です。夏のマクロ撮影はオリンパスですがまだマクロレンズを購入していないため2cm以下の生物をしばらく掲載できないかもしれません。1日も早くマクロレンズを手に入れて微小な生物の魅力もお見せしていきたいです。秋くらいからはニューマシンに100マクロを付けてマクロ撮影をスタートします! みなさん、乞うご期待!!
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2008.07.10
御願(ウガン)ハーレーの練習!
みなさん、お疲れ様です。 気圧配置は変化していますがべた凪快晴に変わりない慶良間諸島阿嘉島。水温28.6~29度を記録しています。 ついにBPのニューカメラが届きまして今日初進水式でした!朝6時からプロカメラマンの白鳥さんにたたき起こされてカメラの説明を受けました。作品はまだパソコンに画像を保存する環境が整っていないためもうしばらくお待ちください。カメラを買ったらパソコンもパワーアップしないといけませんねぇ。今しばらくBPが撮影した『真夏の慶良間』の画像をお待ちください! 今日は夏なのに弱い北東の風が吹きました。しかし北側も潜れる程度なので全く問題はありません。モンパの木は水中眼鏡のフレームに適した材料であるためミーカガンギとも呼ばれています。モンパの木の向こうには佐久原の奇岩群。 太陽から生まれたマンタ!この写真は太陽の光でつぶれてしまった失敗作ですが遊び心で掲載しました。結局マンタは7/4から~7/8まで毎日見ることが出来ました。今年の大潮は出てくれそうです。 例年、群の大きさに変動がある奥武島のキンメモドキの群。黄金色の目とその周囲が綺麗。巨大なハナミノカサゴが捕食しようとしていました。 カスリヘビギンポのオスの婚姻色。アヤベビギンポに似たような色彩と模様をしていたがカスリヘビギンポに断定。 樹氷を思わせるウミウシ!今日はトゲトゲウミウシも観察、撮影しました。 3本ガイドした後、前浜でハーリーの練習をやっています。7日から練習しているためか上半身が筋肉痛です。御願ハーレーは17日(木)です。この期間に阿嘉に来られる方は夕方6時頃から前浜で練習しているので見に来てください。
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2008.07.08
七夕
みなさん、おはようございます。 今朝もクマゼミの大合唱が響く慶良間諸島阿嘉島。朝から強烈な日差しが降り注いでいます。 7/7七夕の日にはケーブをガイドしました。他のショップが最後まで来なかったためケーブ内の透明度も落ちることなくゆらゆらとうごめく光のオーロラにお客さん一同ジーンと見とれました。 7/7潮通しの良い岩礁浅所は強烈な光により明るく照らされ水面は輝いていました。そこにギンユゴイの群がBPやお客さんたちのところに向かって泳いできているシーンです。この写真の右奥にはものすごいギンユゴイの大群が控えています。光に照らされてギンユゴイの群は絶景なので是非多くの方たちに見ていただきたいです。 かわい~!エリグロギンポygちゃん。まだあどけない表情がかわゆい。一生懸命岩肌に生えている藻類を食べていました。いっぱい食べて大きくなれよ~。 大型のオオコノハミノウミウシの鰓突起内にウミウシカクレエビが隠れているところをはじめて見ました。鰓突起にしがみつくエビを撮影してみたらこのように綺麗な絵になりました。鰓突起がゆらゆら揺れるため撮影は非常に難しかったです。 7/7七夕。もうこの日は三日月が出てきていましたがそれはそれで美しい。 お客さんが多かった7/6ログ付け後みんなで願い事を短冊に書いて熊笹に付けて飾りました。みんなの願いがかないますように。写真は7/7に残ったお客さんたちで記念撮影。 今回の新月の大潮は快晴だったため星が素晴らしく美しかったです。ここ1週間で2~3回みんなで見に行きましたが絶景の満天の星空でした。みんな流れ星が流れるたびに歓声を上げていました。たまたま星に詳しいお客さんがいてたくさん星に関する説明をしてくれました。OさんとSさん夫婦、星の話ありがとうございます。BPも勉強しなきゃ。 それでは今日も素晴らしい慶良間諸島の海をガイドしてきます!
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2008.07.07
黄金の日々よ永遠に!
みなさん、おほようございます。 強烈な光線に真っ青な空、新緑の島々の景観が素晴らしく、快晴べた凪が続く慶良間諸島阿嘉島。水温28.6度。このままじゃ白化現象が心配です。 7/5オリジナルポイントの『キャニオン』にてまぶしい太陽と巨大なウミウチワとダイバーを撮影。ここは超大型のウミウチワがたくさん群生しています。コンデジのワイドレンズなしでワイドな写真を撮影するのはかなり工夫が必要です。ワイドレンズが欲しいと思っているBP。しかし、昨日、ワイドレンズが届きました。しかし、すぐにこのブログに載せられるわけではありません。1日も早くみなさんに高画質な映像をお見せできるように頑張りますのでしばらくお待ちください。 7/5マンタ三昧した後、タートルヒルをガイドした時のワンシーンです。たくさんのカメたちに出逢いました。 7/5船長さんを付けてマンタシュノーケリングをした時の1枚。7/6午後は3枚が連なって泳ぐマンタを見てお客さん一同大喜びでした! 7/4スキューバで潜ってマンタを長時間楽しんだ時に撮影!湾内なので流れもなくしかも根の上にいると頭の上すれすれを通過します。その時にマンタの口の周辺についていたブリモドキygの群?と思われる魚を撮影。ブリモドキはマンタの好物のプランクトンやクラゲが集合している潮目に誘導する習性で知られています。マンタもそれを良く知っていてピッタリと付いて泳いでいました。 以前にも紹介したことがあるノコギリハギyg。かわいい~。yg時代はこのようにヤギ類に付くことも多いです。かわいこちゃんなので是非みなさんも撮影してみてください。 『ねぇねぇ、今日のご飯何にする?』『ヤライイシモチygにしよっか』って感じで会話が聞こえてきそうな寄り添うコブシメの赤ちゃんペア。かわいい~! あと何日べた凪快晴が続くかわかりませんが1人でも多くのお客さんがこの黄金の日々を味わえることを願っております。 みいしきのおばちゃんが先日、白内症の手術のため那覇の病院に行きました。手術は無事終わり只今静養中のオバちゃん。7月中旬からは民宿みいしきを営業再開できそうです。
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2008.07.05
黄金の日々にマンタ舞う!!
みなさん、おはようございます。今日も朝からクマゼミが鳴き響く慶良間諸島阿嘉島。昨日から完全なべた凪になりました。空は真っ青。この時期の高気圧が作る雲は芸術的な形をしています。海底の明るさは1年で最高レベルに達しています。 たくさんの方々が心配してくれていますがBPの耳は大丈夫だと思います。BPは生き抜いています。(笑!) 前浜からサクバルの水面、奇岩群を望む。この水面の色彩が素晴らしく美しい。しばらく船を止めてお客さん一同この水面に見とれました。 イジャカジャにマンタが出現しました!イジャカジャの湾内で潜りました。55分間の潜水時間のうち40分間は目の前で舞い踊るマンタを観賞することができました。お客さん一同大喜び! 太陽とマンタ!タイムラグがあるデジカメを使用しているためなかなか最高の構図でシャッターを切ることが出来ません。プランクトンを捕食するために人間を全く気にすることなくすれすれを何度も通過していきます。 マンタとお客さん!人を入れると迫力が出ますね。 前浜のブイのロープについていたウスバハギyg?だと思う。BPも初めて見た種です。ソウシハギygは毎年何度か見れるしウマズラハギygも見たことがあるのですがこれはちょっと形態が違います。慶良間で成魚は確認されていないのですが海流でやってくるのかなぁ?前浜にはグルクンygの大群が入ってきました。グルクンygを島の言葉で『サレーラー』といいます。 今日も最高の海をガイドしてきます!みなさんお待ちしております。
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2008.07.03
黄金の日々スタート!!
みなさん、お疲れ様です。 ついに7/1より待ちに待った黄金の日々がやってきました。べた凪快晴に強烈な光線が降り注ぎ弱く暖かい南西の風が流れている慶良間諸島阿嘉島!黄金の日々がやってきました。1年中で最も陸も海も輝く時です。いつまで続いてくれることやら? しかし、7/2BPは龍宮への道をガイド中、クライマックスの感動の絶景シーンの直後に卵を守っているゴマモンガラに耳を噛みちぎられてしまいました。何とか耳はつながりました。先生に感謝です。診療所で縫合手術をしたので今日はダイビングを休むように医師から指示が出まして陸上仕事をやっていました。船の台車の修理も出来たしいつ台風が来て大丈夫な体制にはなりました。明日からガイドします! 6/29北浜オアシスと呼んでいるエリアで強烈な光線が映し出す水面のゆらめきを撮影。お客さん一同、この美しい光景を見て癒されました! 7/2の龍宮への道にて強烈な光線が明るい岩礁風景を彩っていました。水面の色彩は不思議な美しさでした。この時期の反射の美はBPは大好きです! 6/30運瀬にて深場から湧き上がってきたギンガメアジの群が数秒間ですが大接近して遠ざかっていくシーンです。この群が来る前に1匹のロウニンアジが沖からやってきて『な~んだ人間かぁ。』といった感じですぐにUターンして沖のブルーの中へ消えてゆきました。 6/20マジャの浜にてKさんが発見したハナミノカサゴyg。最初は23mmくらいでしたが今は30mmくらいに成長してきました。今も成長しながら同じところに住んでいます。成長スピードが速いことがよくわかります。透き通る体と妖艶な胸ヒレは素晴らしい。成魚は普通種なのにygは少ないですね。 港で水面休息休憩中に岸壁のロープにくっついていたミカヅキツバメウオyg。マスクだけ付けて撮影。小さな頃はこのようにブーメラン状。 前浜もこの通り青空が綺麗でした。まだまだこの風景は見れるでしょう。 桟橋から見た阿嘉部落風景。どこを見ても輝いている。 今週末のお客さんたちは数々の絶景シーンを見ることが出来るでしょう! みなさん、お待ちしております。
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2008.06.27
1日だけ梅雨再来
みなさん、おはようございます。 台風のうねりが消えてきたと思ったら前線が南下してきてまた梅雨のような天候になった慶良間諸島阿嘉島。昨日は雷とスコールがありました。明日には前線が北上して回復してくるでしょう。水温は雨が降ったせいか少し落ちて27.7度。またすぐに28度に戻るでしょう。 6/21撮影。この日は強烈に光が降り注ぎケーブダイビング日和でした。2条の光線がゆらゆらとうごめきながらたまにアカマツカサたちを照らす光景です。アカマツカサたちの背中がほんの少し光っているところが好きです。 水深25mという比較的浅所に生息するピグミーシーホース。ここはBP以外のショップは来ません。お客さんに撮影してもらっているところをアシストしていたらペアであることに気付きました。ピグミーは恋の季節ですね。とっても仲良しの2人でした。ヨシ平田さんの写真集『With』のラストページのように撮影してみたいといつも思っているけどなかなか出来ませんねぇ。 かわい~。現在ミナミハコフグをはじめさまざまな種の1cm~3cmクラスの可愛い子達がうようよといて楽しいです。可愛い子達に逢いに来てください。
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2008.06.26
今年も早朝ダイビング好評!
みなさん、お疲れ様です。 台風6号のうねりが南西からやってきていて前線が南下してきて曇りがちの慶良間諸島阿嘉島。心配していた台風6号は明日朝までに熱帯低気圧に勢力を弱めて中国大陸内で消滅しそうです。最悪の事態を免れました。 水温は28.1度を記録しています。快適な水温が続いております。しかし、29度以上が長く続くと白化現象が心配です。 6/22日早朝ダイビングの出港直後の海上の風景。朝日がトカシキ島の上から昇って斜光が全ての風景を照らしていました。みんなで朝日に見とれながら船はゆっくりと走りました。 セミたちが6月初旬から出現しております。成虫はたったの1週間しかない命。セミたちにとって1分1秒も大切で一生懸命生きていることでしょう。写真は地表からの視点でセミのサナギになったつもりで撮影。久場島、屋嘉比島、安室島などの無人島ではせみの鳴き声が多く聞こえますが阿嘉では10数年前と比べると激減していると思います。BPが駆け出しガイドで修行中の10数年前は朝はセミの鳴き声がうるさすぎて起きたもんでした。 いったい何が原因なのだろう? 6/21コーラルウェイにて撮影。サンゴの箱庭です。 同じくコーラルウェイ。綺麗だなぁ。水面の色彩も素晴らしいんですよ。夏の強い日差しの時はコーラルウェイをオススメします。 またしても同じくコーラルウェイ。水面からサンゴの先端まで50cmくらい。よくもまあ台風の時はサンゴが折れないもんだ。 6/21屋嘉比島にて朝10時頃ハナヤサイサンゴの仲間の産卵に出逢いました。ミドリイシサンゴの卵と違い1個の卵の大きさが非常に小さくてまるでサンゴの周りには霧がかかっているとしか見えません。フエヤッコダイがサンゴの卵を一生懸命食べていました。6/20の朝10時頃にも確認しています。 タテスジハタyg7cm位の個体。成魚は普通ですがygはかなりの稀少種です。もっと小さな個体は体色が色鮮やかでハナゴイの群に混泳します。 ダイビングからの帰りに太悟優悟から電話がかかってきた。『お父さん、船から飛び込んで泳いでもいい?』ということでお客さんが船から下りた途端、子供たちの飛び込み台になった太悟丸。友達のタツヤとイッセイもおおはしゃぎ。 6/19頃から久場島のビーチにカメが産卵のため上陸が始まりました。まだまだこれからたくさんのカメが産卵するでしょう。 予約状況は7/8~7/13は非常にすいています。8月はまだまだどの日程でもすいています。早朝ダイビング希望者は事前にBPにお知らせください。
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2008.06.21
梅雨明け夏全開!!
みなさん、おはようございます! 例年よりも早く17日に沖縄地方は梅雨明けしました。前線が九州の南に停滞せず九州上陸したため風は弱く空と海は真っ青で島々の緑が輝きどこを見ても絶景が広がっている慶良間諸島阿嘉島!ここ数日間強烈な光に照らされた美しい海底風景を楽しんでいます。 昼頃の干潮時に撮影した1枚。写真では再現できませんでしたが前浜は3色に海の色が分かれて見えるんですよ。 トゥーラトゥの屋上から部落と阿嘉大橋、その向こうにトカシキ島を望む風景。少しでも夏の部落内の雰囲気が伝わるだろうか?と思い掲載しました。 6月10日頃から何度もBPは近所のオジイイやオバアたちからゴーヤをたくさんもらいました。写真はホッタテ小屋の後ろのクシのオジイが自慢のゴーヤ棚からゴーヤをもぎ取ってBPに『食べれー!』と言っているところ。まだまだ収穫しています。季節の野菜は体に良いのです。 ギンガメアジも恋の季節。メスを追いかけるオス。魚の世界では(でもかな?)尻にしかれているオスが多いのです。オスは体色が黒くなります。 昨夜6/20の夜10時~40分間くらいサンゴの産卵が観察できました。たくさんのピンク色の卵を放出しているシーンです。阿嘉周囲もたくさんこれらの卵が着床してサンゴが増えてくれることを願っています。到着したお客さん一同サンゴの産卵が観察できて喜んでくれました。 さあみなさん、夏本番です。強烈な光に輝く絶景シーンの数々を見に来てください!お待ちしております。
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2008.06.16
侮るべからずオニヒトデ!
みなさん、お疲れ様です。 梅雨前線が北上を何度か試みているのでそろそろ梅雨明け目前に向かっている慶良間諸島阿嘉島。6/10民宿トゥーラトゥの屋上から撮影。絶景でした! 今日は週末のお客さんが6名も帰り2名のみでダイビングに出発しました。BPは1本目のダイビングでオニヒトデに刺されてしまいました。このオニヒトデは昨日あたりに誰かがオニヒトデの体のみつぶしている個体でした。足は全てつぶされていなくて生きていたためBPは2箇所刺されました。3回くらい異常発生時の駆除活動中に刺された経験がありますが何も起こらなかったのに今回は刺された3~4分後にはアレルギーショック状態の初期症状が出てしまいました。咳が連続して出て大量の鼻水が出ました。通常よりも潜水時間を短くして切り上げてエキジットすると全身が蕁麻疹に似て赤くなっていました。オニヒトデに刺された直後からこのようなアレルギー状態になったため診療所とスタッフにも事前に連絡してから帰りました。自力で操船しながら酸素を吸入。オニヒトデの毒素を消すのとショック症状で呼吸器系が腫れて気道がふさがる可能性も考慮して酸素を吸入しました。診療所に行くと酸素の応急処置をしたことをとってもほめてもらいました。血中酸素濃度も低下することなく血圧、脈拍も異常なし。それから診療所で2時間くらい点滴をしてホッタテ小屋に帰ってきました。午後も明日も1名常連のAさんがいましたが診療所の先生に今日と明日はダイビングをしないように指示が出てしまいました。Aさんにはたいへん迷惑をかけてしまいました。今はまぶたがちょっと腫れているくらいであとは元気になりました!みなさんもオニヒトデの毒性は弱いようなイメージでしょうがアナフィラシキショックになる人もいますので気を付けて下さいね。BPの船には酸素が積んであることをあらためてみなさんにお知らせしておきます。年内中にはAEDを購入して船に常備してさらに緊急事態のときに備える予定です。AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。2004年7月より一般市民でも使用できるようになりました。AEDは、操作方法を音声ガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。 さて今日は賑やかな海中世界のなかの可愛らしい小さなお魚の子供たちを紹介していきます。 Sさんに撮影法を教えている時にSさんのカメラを借りて撮影した1枚。BPが大すきなナガサキスズメダイyg。綺麗だなぁ~!10~15mmクラスの美しい個体を見つけて撮影しましょう。見るだけでも美しいのに撮影したらもっと驚きですよ。 瞬時にして周りの環境により体色を変えているノコギリハギyg。かわいゆいですよ!15~20mmクラスはやばいくらい可愛いです。 シラタキベラダマシyg。これはヤマシロベラygの群などに混泳しています。潮通しの良い環境に生息しています。この時期には各ポイントに少しずついます。 背ビレが見えないのでコウワンテグリygなのかミヤケテギリygなのか断定できませんがどちらにしても可愛いなぁ。この時期はいろいろなポイントにて『エッ!こんなところにも~』と思うような意外なところでゆっくりとした動きと愛嬌抜群で見られます。 まだまだ紹介したいygはいっぱいありますが本日はこのへんで。動かない生物で撮影の練習が出来た方はステップアップして少し動く魚を頑張って練習しましょう!BPもまだまだ練習中です。 予約状況をお知らせいたします。7/11~7/13と7/25~7/27の週末が非常にすいております。トップシーズンの週末なのにまだ2~3名しかありません。8月のお盆は宿がどんどん押さえれててきているのでお早めに日程を連絡ください。BPはまだ4名くらいしか予約がありません。御予約お待ちしております。
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2008.06.13
OW講習終了にてダイバー2名誕生!
みなさん、お疲れ様です。 6/10よく晴れて光が強く真夏のようでした。しかし、本日午前中は大雨!午後から回復してきた慶良間諸島阿嘉島。 青空とアダンの実のオレンジはとっても絵になります。 6/9~6/11の3日間でOW講習を行いました。2名の講習生が本日6/12にOW講習を終了しました。 かわいいカクレクマノミを観察している講習生アサちゃん。 キンメモドキとクロホシイチモに囲まれる講習生アサちゃん。 BPオリジナル超高被度サンゴ礁ポイントです。今夏はワイドレンズでここのサンゴ礁を撮影したいです。講習生アヤちゃんもサンゴ礁に驚き! デバスズメygの群を眺める講習生アヤちゃん。 2人ともこれからいろいろな海の感動を楽しんで欲しいです。 梅雨明けももうすぐでしょう。皆さんの御予約お待ちしております。
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2008.06.08
メスを探すオスガメたち!
みなさん、こんばんは。 今日午前中は北上する熱帯低気圧の影響でかなり風が強まりクイーンザマミ1便目が欠航になりました。それでも3本普通に潜れるポイントがあるのは慶良間諸島の特性でしょう。 GWくらいからカメたちの交尾の時期になります。GW明けからの交尾の確認回数は4回です。どれも久場島に行ったときに水面に浮いて交尾をしているのを確認しました。 この時期はオスガメがメスを探しているため人間をメスガメと間違えて大接近してくることがよくあります。この写真は5/25に実際にあったことです。アカウミガメのオスが浅所からヘッドファーストで一気にBPの隣にいるKさんに向かっていくシーンです。羽ばたいている前足に発達したツメガあるのがおわかりでしょうか? 巨大なアカウミガメのオスがBPの真横1.5mに大接近!この時Kさんにはぶつかる寸前まで突進していきました。太平洋を回遊してきたため藻が甲面に生えていて貫禄がありました。フジツボを付けている個体もいますよ。 Kさんがメスガメではないことにぶつかる寸前で気が付いた巨大アカウミガメのオスはKさんをギリギリでよけました。オスガメは残念そうに沖のブルーに泳ぎ去ってゆきました。しかし、なぜかまたこのあと戻ってきてお客さんたちをじろじろと確認して『やっぱり人間だぁ。彼女じゃないや!』って表情で沖のブルーに消えてゆきました。何だか後姿は哀愁を感じました。 実はこの上の3枚の写真の出来事の前に阿嘉島と久場島の間でアオウミガメとアカウミガメの交尾を船上から確認しました。風はなく無風だったのでそっと交尾中のカメに近づいてシュノーケリングでお客さんたちと一緒に接近してみました。すると交尾中のペアは合体したまま深場へと消えてゆきました。交尾中のカメの周りには2匹のオスガメが『俺も~~!』って感じでたかっていました。写真はアカウミガメの交尾に勘違いしてたかっていたアオウミガメのオスです。種が違う同士で交尾が行われることはないのかなぁ?とこのシーンを見た時に思いました。水面から撮影。このブルーの下は水深60mくらい。 もうすぐ久場島のビーチではたくさんのメスカメたちが産卵に上陸するでしょう。
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2008.06.07
毎日潜っています!
みなさん、お疲れ様です。 今日は午後からしとしとと雨が降ってきた慶良間諸島阿嘉島。水温26.2度。梅雨前線が停滞していて熱低が中国大陸と琉球列島の間を北上中です。 BPはお客さんが途切れることはなく毎日潜っております。半日空いた時でもサンゴの保全活動に参加して結局は潜っています。透明度が昨日くらいから落ちてきています。屋嘉比は綺麗だったなぁ。 水温のストレスがないからお客さんのリクエストのナイトにもこたえました。普段見れないような生物が普通に見れてしまうのがナイトの面白さだ。ナイト希望の方は事前にメールなどでリクエストしておいてください。 これは5/9にケーブの出口から撮影した写真です光が差すとこのように綺麗な沖のブルーを見ることが出来ます。暗闇から見る出口のブルーにうごめくハタンポのシルエットが重なり美しい!梅雨明けからはこのようなシーンをどんどんお見せしていきたいです。 5/30に撮影。アカネダルマハゼの成魚。トゲサンゴの隙間が広いやつをキープしているのでちょっと時間があれば撮影は可能です。なんだか雰囲気のある写真が撮れました。 フリソデミドリガイはこの時期が一番いるような気がします。ウミウシマニアにはたまらない種です。見たい方はリクエストしてください。 7/4の午後~7/5は満員御礼になりました。7/7~7/17が7月の中では穴場期間です。 白鳥岳朋さんのHPにBPがガイドして撮影した写真が公開されています。ヤフーで『極楽鳥』で検索してみてください。
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2008.06.05
すっかり梅雨
みなさん、おはようございます。 すっかり本格的な梅雨の天候になっている慶良間諸島阿嘉島。ぐんぐん水温は上昇しましたがここ最近の雨のせいか水温26.2度から上がりません。しかし、この時期は風が強いことがほとんどなくポイント選びに幅が出ます。そのためうねりなどがなければ外洋に出やすいです。透明度は久場島で40mを越えるような日もあります。曇り空なのにかなり遠くまで透き通って見えますよ。 6/3べた凪になったのでお客さんのリクエストもあり下曽根へ。緩やかに流れていました。イソマグロがお出迎え! グルクンの大群に突っ込んでいく1匹のイソマグロ!グルクンたちは一斉に海底へ向かって降りました。これは群の上を通過していくシーンです。かなり近いのですがこの程度にしか撮影できませんでした。 魚群全体が撮影できないためその一部を撮りました。いつ見ても壮観!他にはカスミアジ、ツムブリ、ネムリブカなどが見れました。 7/7~7/17と7/22~7/31はまだとっても空いています。お早めの御予約お待ちしております。
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2008.06.02
バレーボール大会優勝!!
みなさん、お疲れ様です。 早いものでもう6月に突入。つい数日前まで空梅雨状態で毎日晴れていましたが最近になってようやく梅雨空になりました。本日の水温26.3度。 5/31に座間味村の新職員の歓迎と懇親を目的としたバレーボール大会が開催されました。 BPも毎日のように夜7~9時は体育館で練習してログ付けを9時からにしていただいていました。その甲斐あってかBPは1回戦目の座間味教員チームと対戦して勝つことが出来ました。しか出場していませんが自分にしては良いレシーブが出来ました。サーブを失敗したのには参りました。来年はもっと良いプレーが出来るように頑張ります。 上の写真は大会後の祝勝会のときの記念撮影です。 ほぼ年間を通じて産卵を繰り返しているダルマハゼです。卵のそばで体をぶるぶると震わせて卵に新鮮な海水をかけています。BPではとってもかわいいスター的な存在です。別にレアな種ではありませんがこの可愛らしさは是非とも撮影したり観察していただきたいです。ダルマハゼの上に見えるの白いツブツブが卵です。卵は成熟してくるとやはり銀色にギラギラと輝きます。 5/31バレーに出場したあと午後から常連のヒヨッシーをガイド。前浜ではコブシメが再び出現!背景にヒヨッシーを入れて撮ってみました。ものすごい寄れる個体なのでまだこれから産卵する可能性が高いです。 6/17~6/19は休業させていただきます。19到着はOKですがダイビングは出来ません。 尚、かなり空いている少人数の予約しかない週末は6/28~29、7/12~13、7/26~27です。海の日の連休もまだまだ空いていますが宿がどんどん満室になってきています。お早めのご予約をお待ちしております。
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2008.05.25
藻場の魅力!
みなさん、お疲れ様です。 今日はかなり強い日差しが降り注ぎ気温が上昇した慶良間諸島阿嘉島。透明度も40mオーバーで澄みきっています。昨日の午後から25.8度を記録して今日は26度に上昇したためサンゴが産卵する可能性が高まりましたが今日は産卵がありませんでした。明日産卵することを祈るばかりです。 5/14撮影。透明度抜群で光が強いから砂地が明るいです。デバスズメたちは幼魚の群も加わり見ごたえが出てきました。明るい日差しの中、綺麗なサンゴの根にデバスズメの群が舞い踊る風景はとっても癒されますね。 おや!サボテングサにカエルアンコウyg!かわいい~。カエルアンコウygが見れるのも今の時期~7月までが多いですね。藻場に隠れていることはとっても多いですよ。カエルアンコウに関しては海草と同色になるわけではないことが多いです。 5/18撮影。これもこの時期に見れる期間限定種!アオサハギyg。毎年逢えることを楽しみにしています。ほんとにかわいんだ。全身が顔って感じ。海草があったらじっと眺めてみましょう。アオサハギygが海草になりきっているかもよ。 5/14撮影。サボテングサにカムフラージュしているアミメハギyg。これこそ海草になりきるyg部門チャンピオンだ!サボテングサに重なってくっついてカムフラージュしているところです。棒状の海草のところではピッタリとくっついて全身を葉に似せて一生懸命カムフラージュしているところがまたさらに可愛いのだ。アミメハギygは沖縄エリアでは非常に珍しいです。 という感じで藻場(海草地帯)にはこのような魅力的なygたちやエビ、カニ、ウミウシなどが隠れ住んでいます。3~7月くらいが藻場が楽しいです。8~9月などは台風によるか藻類の被害があるものの流れ者がやってくることがあるためそれを見つけ出すのが楽しいですよ~!是非みなさんも藻場の魅力を楽しんでください! 明日の夜、サンゴが産卵しますように。
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