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海バカ日記
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2020.07.12
男岩でマンタ!!~黄金の日々スタート!!

みなさん、こんばんは。

本日、真っ青な快晴で海が静かになったケラマ諸島阿嘉島。
5日だけ予約が入らず休養しましたが、それ以外は相変わらず毎日潜り続けております。
なかなか青空に波1.5m以下の静かな状況になっていませんでしたが、本日から快晴べた凪の黄金の日々が始まりました!!
真っ青な空に容赦なく太陽が海底に照り付ける光が素晴らしくいつもの景色さえ絶景に見えます。
さていつまで黄金の日々が続くかなぁ~!!
1日でも長く黄金の日々が続いて一人でも多くのゲストさんが素晴らしい海に巡り合えますように。

7/3から本日11日までのログを送ります。
この期間に見れた特に美しい海底ワイド風景は以下の通りです。
海を埋め尽くすキビナゴの超大群の嵐風景(今年は潮にかなり左右されますが多いときはスゴイ!!)、1視野に2個体が眠り5個体がその周りを
泳いでいたアオウミガメの集会風景、デバスズメダイygとグルクンygとスカシテンジクダイygの混合群風景、最大級のアオウミガメ(オス)がずっと動かないで
ドロップオフのエッヂで遠くを見つめる風景(大きすぎてド迫力でした!!近寄っても全く逃げず)、霧煙る渓谷にタイマイが悠然と渓谷の向こうに泳ぎ去る風景、
海底を埋め尽くす絶景のサンゴ礁風景(美しいサンゴ礁上にノコギリダイ、アカヒメジ、オヤビッチャの群れ)、暗闇のホールに差し込む美しく神秘的な光線風景、
グルクンの大群の真下にギンガメアジの群れ風景(群れの中にペアが多く見られました)、潮流が作った砂紋の風景、・・・・、などなどでした。

この期間に見れた大物は以下の通りです。
男岩にて安全停止中にキビナゴの大群に包まれた大型のマンタがスローモーションのように優雅にこちらへ泳いできました!!
そしてスマガツオ6~7個体がマンタに正面衝突するかと思うくらいのスピードでやって来てぶつかる寸前で回避しつつ、
マンタのすぐ後ろのキビナゴに捕食アタック!!
マンタなどの大型生物を利用したスマガツオの捕食のテクニックなのでしょう。
キビナゴの大群に包まれている優雅な泳ぎのマンタにゲストさん一同感動の拍手喝采!!
アオウミガメ21個体、タイマイ2個体、イソマグロ3個体、スマガツオ11個体、ギンガメアジの群れ100個体(ペアが多かったです)、
大型のモヨウフグ、インドカイワリ11個体とカスミアジ3個体が連携してキビナゴの群れに捕食アタック、・・・くらいだったと思います。

この期間に見れた面白かった印象的なマクロ生物はピンク色のイボイボのピグミーシーホース3個体(24~25mずっとキープしております)、
アジアコショウダイygの止まらないクネクネ泳ぎ、アカスジウミタテハゼ(6~7個体います)、アオサハギyg(成長してきました)、アザミカクレモエビ、
タツノハトコ、紫色のカイメンにセボシウミタケハゼ2~3個体、ムラサキウミコチョウ(例年の夏よりも多い傾向です!!)、キスジカンテンウミウシ、
コブシメの卵(中の赤ちゃんが透けて良く見えました)、可愛いコブシメの子供5~6cm、ヤシャハゼ成魚と幼魚、
ヤマブキスズメダイ極小yg(10mm←綺麗ですよぉ!!)、他いろいろたくさん見れました。

他に見れた面白かったことは、
・ケラマハナダイのオス同士のケンカしていました。
口と口を噛みつきあい回転ダンスしていました。
・イチモンジブダイ(成魚オス)とイロブダイ(成魚オス)がケンカしていました。
異種同士のオスでもナワバリを意識しているのか?もっと観察を続けます。
・タコのデートを発見。
手をつないでデートするんですよ~。
オスはメスに精子のカプセルを渡します。
初夏から夏はチョイチョイ見れます。
・コハナヤサイサンゴとハナヤサイサンゴの幼生放出。
透明度が悪くなるほどの大産卵でした!!
・ツツウミヅタの幼生放出。
・ホシモンガラのオスがメスに求愛行動。
背ビレをピンと立ててメスの周りを目が回るほど泳いでいて感動しました。

 
3/28撮影、枝サンゴの群生地帯を優雅に泳ぐチョウハンのペアとゲストさんたちのシルエット風景。
サンゴの上を泳ぎ渡るチョウチョウウオ類の風景がいつ見ても心なごみます。

3/25の船上風景。(TG4)

みなさん、ありがとうございます。
またのお越しを楽しみにお待ちしております。


1/7撮影、トゲトサカにカムフラージュして共生するイソコンペイトウガニの正面。
綺麗だなぁ~。
しかし、良く進化したものだ。

さて明日も素晴らしい黄金の日々を楽しんで頂きます。

 

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