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海バカ日記
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2020.10.22
北風本格化!!

みなさん、こんばんは。

北風がやや強く波が高めの日が続いているケラマ諸島阿嘉島。
サシバの飛来以降、本格的に西高東低の気圧配置が強まってきております。
遠く南の20度線付近を西へ熱帯低気圧が移動しましたが、特に大きな影響はありませんでした。

またしても忙しくブログ更新がこまめに出来ていませんでした。
反省~。

15日~本日21日のログを以下に記します。

見れた大物は、オニカマス、クロヒラアジ、ネムリブカ、アオウミガメ4個体、大型のタイマイ、インドカイワリ、
ナポレオン、カスミアジだけでした。
大物との出会いが少なかったのは海況が悪く外海へ行く回数が減ったのとマクロ派のゲストさんが来ていいて
大物が出ないマクロ生物のポイントに行ったのもありますね。

見れた美しい風景は、メタリックブルーに輝くグルクンの大群に360度包まれる風景(動画最高!!)、
チヂミトサカの群生にウメイロモドキの行列が流れる美しい風景、漁礁ブロックにアカククリが整然と並ぶ風景、
流れてる水路にグルクンの大群が口をパクパクしてプランクトンを捕食中の風景、ポリプ満開のイソバナの群生と
サンゴの混生に数種の小魚が群れる龍宮風景、透明度50mの美しい透明感のある水の水面近くにグルクンの群れが
ゆったりとホバーリングしている風景、色彩豊かなトサカ類とヤギ類の混生する垂直渓谷の風景、
台風9号10号の影響を少ししか受けていない美しいサンゴ礁風景、などなどです。

見れたマクロ生物は、フチドリハナダイyg、ヒマワリスズメダイyg、スミレナガハナダイyg、ハナゴンベyg、ケサガケベラyg、
トゲコマチガニ、イソコンペイトウガニ、ハナヒゲウツボ成魚、オドリハゼとブドウテッポウエビの共生、
ゴシキイトヒキベラのメス←こんなところにいるの~って発見!!、ミカドチョウチョウウオyg、イロブダイyg、
モンツキカエルウオ、ジョーフィッシュ、パンダダルマハゼ、アワイロコバンハゼ←いいところ見つけました、
タテスジハタの大きいyg←今シーズン当たり年(4個体以上発見)、ニジギンポの一種、ヘリシロイロウミウシ、
コンペイトウウミウシ←何を食しているかも発見、アデヤカミノウミウシ3個体がコケムシにしがみついて食事中、
稀少なジュッテンイロウミウシ、ブチウミウシ←可愛かったぁ~!!、ハダカハオコゼのピンク色2個体、
キンチャクガニ、アカメハゼの群れ、オオコノハミノウミウシがウミキノコを食事中、などなど他いろいろ見れました。

見れた珍しい生態行動は穴の中でシモフリタナバタウオのペアが求愛行動のダンスをしていたのを長時間にわたり
観察撮影出来ました。
素晴らしいダンスでしたぁ~!!
いつも警戒心が強いシモフリタナバタウオが求愛行動の時は手が届く距離でライトを照らし続けても気にせず、
堂々とダンスを続けていました。
長年の観察で産みたての卵の色もわかりました。
何でもコツコツと観察を続けて積み上げていくことが大切ですね。

ここ数日間の水温は26.2~26.6度です。
これからお越しの方はボートコートもご持参ください。


6/30撮影、ポリプ満開のイソバナにケラマハナダイyぎゃキンギョハナダイyg、カシワハナダイygなどが
舞い踊る風景を観察中のゲストさん。
慶良間らしい風景の一つと言えるでしょう。

6/28撮影(TG4)の船上風景。

みんな自分の愛機を持って『素敵な作品を撮るぞぉ~!!』
また素晴らしい作品作りのサポートアシストをさせていただきます。
またのお越しを楽しみにお待ちしております。


7/31撮影のフリソデエビ。
多くはガレ場に下から見つかるのですが、穴の入り口に堂々と普通にいたのをゲストさんが発見!!
明日もこのような素敵な出会いがありますように。

23日に大時化になる予報で今いらっしゃるゲストさんたちは3名とも23日お帰りなので
明日22日に前倒しでお帰りになることになりました。
それで明日の午前中がお休みになったので、住民健診を受けてきます。

今シーズンも終盤にさしかかりました。
1本1本を大切に頑張っていきます!!

 

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