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海バカ日記
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2021.04.20
猛烈な台風2号が接近中!!

みなさん、こんばんは。

猛烈な強さの台風2号が接近中ですでに風が強まっているケラマ諸島阿嘉島。
なんだかんだ忙しく、久々の更新です。
本日は昨日の予報よりは状況が良くなって船が全便運航しました。
台風2号は4月に発生した台風では観測史上最も強い895hPa(4/19時点)なのです。
予想進路としてはケラマが強風域に入るか?入らないか?くらいだと思いますが、怖いのは小笠原へ行った後
北西などに進路を変えた場合、GW前半がつぶれてしまう可能性があることです。
小笠原からはまっすぐか北東に北上してほしいものです。

しかも台風2号が最接近する23日と24日は座間味村の新型コロナのワクチン接種日(1回目)なのです。
注射をしてくれる医師が船が欠航して島に渡れない可能性があるのです。
ヘリが飛ばなかったら予定日に接種は出来なくなるのです。
どうにか医師が来れますように願います。

13日から19日まで潜ったログ抜粋を以下に記します。

見れたワイド風景は、イソバナにキンメモドキygが群れる美しい龍宮風景、洞窟内に差し込む神秘的
な光線風景、枝サンゴの群生にハナゴイが群舞する風景、テーブルサンゴや枝状サンゴやミドリイシ
サンゴ類などの多種混成型サンゴ礁風景、イソバナとサンゴ礁の混成にネッタイスズメダイなどが群
れる美しい風景、リュウキュウキッカサンゴの群生にアサドスズメダイが群れる風景、などなど。
あと北浜のキンメモドキygの群れが大きくなってきました。

見れた大物は、イソマグロ26個体の行列、コブシメ(メス)、アオウミガメ8個体、タイマイ2個体、です。
状況が悪い日が多く外海に行けたのが少なかったため、大物は少なめでした。

見れたマクロ生物は、何と言ってもこの時期の旬であるコールマンピグミーシーホースの初確認が
出来たことです。毎年同じ場所に出現してくれるってスゴイことですよね!!
旬のムラサキウミコチョウの遊泳行動も何度か見ることが出来ました。しかしムラサキウミコチョウは
例年よりも個体数が少ないと感じております。
トゲトゲウミウシとコヤナギウミウシはけっこう会えてあります。
ヤシャハゼは健在です。
オトメウミウシ属で不明種を発見しました。先輩に教えてもらおう。
カムフラージュの達人であるアザミカクレモエビもキープ。
レモンウミウシとオレンジウミコチョウもけっこう会えています。
イソコンペイトウガニやクダヤギクモエビなどはいつもの場所に元気に暮らしておりました。
全身が透明な色がないアカメハゼyg全長5mmも発見!!
フタイロハナゴイyg30mm弱ももう出ております。
コビトスズメダイygも発見!!コビトのygなのでかなり小さ~い!!(笑)
写真を見返していないので確定ではありませんがエダウミウシと思われるウミウシにも出会うことが出来ました。
この1週間で会えたウミウシの種類数は書ききれません。


イソバナにソウシハギがいる風景。
ソウシハギはなかなか寄れない魚なのですがこの時はじっとしてくれて寄れました。
周りにはキンギョハナダイが舞い踊っていました。

昨年10/31の船上風景。

よく見ると全員もうすぐ来るメンバーじゃないですか!!
もうすぐですねぇ~!!
楽しみにお待ちしております。


昨年12/28撮影、美しい緑色のイソギンチャクに触手の直径しかない小さなハマクマノミygの正面顔。
緑色と赤色の対比が素晴らしい!!

本当は25日まで毎日潜る予定でしたが、台風でゲストさんもキャンセルになりました。
なのでGWに入るまではゲストさんゼロなのでいろいろとやらなければいけないことを一つ一つ行って
いこうと思います。
本日は船の陸揚げ作業、強風で屋根に降り積もった枯葉と木の実の掃除、最近交換した流し台周りの
ちょっとしたリンユーアル工事などが出来ました。
明日もいろいろとやっていきます。

 

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