みなさん、お疲れ様です。
4/8から本日までGWの準備やサンゴの移植活動等で忙しいBP。今日お客さんが午後到着して明日から頑張ります。只今準備等の追い込み。
毎日20度以上(現在25度以上)の温暖な気候が続いている慶良間諸島阿嘉島。GWに来られるお客さんは朝と夜涼しくなることがありますので長袖長ズボン系を念のため持参してください。
カッパも持ってきたほうが良いです。
巡業の旅から帰ってきて3/8から営業を開始して4/7までの1ヶ月間に出た印象に残る大物出現記録を紹介します。
3/9久場島にて1m70cm級のトラフザメに遭遇しました。今までにこれで2回目となる出逢いです。ジンベイよりは個体数がいるはずだがなぜか見たと言う話を聞かないです。サメの種類が豊富な久場島に日常的に通っているBPでも2回しか逢っていないので珍ザメの部類でしょう。かなり興奮しました!
3/17屋嘉比島にて1m70cmもある巨大なナポレオンがコブシメの産卵場で遊んでいるのを観察しました。あんな浅所で出逢うと思っていませんでしたので驚きでした。
3/22屋嘉比島で根の亀裂内でクリーニングしている1m弱のロウニンアジを発見しました。ロウニンアジは亀裂内でゆっくりとくるくると回って泳いではたまに数秒間止まってクリーニングしていました。お客さん5名で亀裂に近づくとロウニンアジが亀裂から出てきて鉢合わせとなりロウニンアジとお客さんたちは大接近して見ることが出来ました。ロウニンアジはそのまま行ってしまうかと思ったらUターンして再びみんなのすぐそばを通って深場へと消えてゆきました。
3/27久場島にて巨大なマダラエイが水深30mの海底にじっとしているところをお客さんとBPで遭遇しております。マダラエイはクリーニングのポーズをとっていました。この時カメラマンの白鳥さんがビデオ撮影しています。
3/31久場島のBPオリジナルポイントにてオオセという12~5月までに出現するサメです。唐草模様に迷彩服を着ている感じで各ヒレや吻周辺の発達した皮弁などはサメマニアを興奮させるのに充分な魅力を持っています。毎年このオリジナルポイントで5~8回ほど確認していますが今年はまだこれで4回目の出逢いです。あと1回くらい逢えるかなぁ、と思っています。以下にそのときの写真を掲出します。
これがオオセです。じっとしていますので撮影は容易。たまに泳ぎだして短い距離を泳いで再び着底します。
これも3/31撮影。背景にいるのはMさんです。お客さん3名とBPはかなりの時間、オオセをさまざまな角度から観察撮影しました。
なかなかオオセを下からあおって撮影できることはありません。12~5月の低水温期間に浅所に出現します。中でも久場島は有数のオオセ出現高確率出現エリアです。BPオリジナルポイントでは毎年現れてくれるため毎冬春が楽しみです。
吻の前に付いている立派な皮弁。おそらく餌などを判断する感覚器官なのでしょう。この皮弁の両サイドにも面白い形の皮弁が付いています。
他にもイソマグロの群とアオウミガメ、タイマイ、ネムリブカ、コブシメは何度も当たっています。ギンガメアジの大群もBPオリジナルポイントにて1度すごい巨大な雲のようなやつに遭遇しています。アカウミガメも太平洋を泳いで慶良間諸島に徐々にたどりついているのを水中で目撃しています。単体の巨大オニカマス、単体カスミアジ、ナンヨウカイワリの群にも遭遇しました。
これから6月(7月は予備期間)いっぱいまでは大物が群で見られる確率が高いです。大物、回遊魚系を見たい方は是非とも6月(7月)までに来てください。
オオセのポイントで5回中4回は逢えるイエローピンクドティーバック(仮称)です。ここのはずば抜けて撮影しやすいです。他のポイントは複雑に入り組んでいる小さな穴だらけのところで出たり入ったりしてしかも警戒心が強いですがここのは出るは出るは穴近くまでカメラを構えていて大丈夫です。やや暗めのライトをターゲットライトにすることが警戒心をなくしてスムーズに撮影するコツです。
幼魚も増えてきています。ウミウシもレア物が見れています。
予約状況ですがGW明けから6月20日以前は大変空いています。6/20以降7月初旬に少しだけ予約が入りました。ウチとしてはまだぜんぜん空いています。しかし6月下旬から7月は人気の宿の部屋が埋まってきています。6月末から7月に検討している方はお早めに日程を決めて連絡ください。よろしくお願いいたします。