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海バカ日記
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2021.06.23
梅雨明け秒読み段階か!!

みなさん、こんばんは。
午前中は小雨が降ったものの午後は晴れ間が出て海底が明るくなったケラマ諸島阿嘉島。
この時期に北風が続くのは珍しい。
しかも南からうねりが来ていて挟み撃ちになっているためポイントが限定されております。
そして、そろそろ梅雨明け秒読み段階の感じがしてきました。

17日~本日23日までのログの抜粋を以下に記します。
見れたワイド風景は、漁礁ブロック内に整然と並ぶナンヨウツバメウオとアカククリの群れ風景、
キンメモドキygとスカシテンジクダイyg、クロホシイシモチygの混合群風景、枝サンゴにネッタイスズメダイが群れやチョウチョウウオ類が泳ぐ風景、
砂地のサンゴの根にデバスズメダイとキホシスズメダイygなどが群れ踊る風景、
暗い洞窟内に無数のキンメモドキの大群が流動し、そこに一条の細い光線が差し込む幻想的な風景←ココ、スゴイです!!
ポリプ満開の大型のイソバナにキホシスズメダイygが群れる龍宮風景、美しいメタリックブルーのグルクンの行列風景、
イソバナにキンメモドキとスカシテンジクダイが群れる龍宮風景、浅い砂地の根にキンメモドキ、スカシテンジクダイ、クロホシイシモチ、デバスズメダイ
、ヨスジフエダイygなどが大量に群れる風景、枝サンゴの群生にハナゴイの大群が舞う風景、壁面に色彩豊かなトゲトサカ、チヂミトサカ、イソバナ
、ウミウチワ、ヤギ類、などが群生する風景、などなどです。

見れた大物は、カスミアジ合計5個体、コロダイ、爆睡して動かない巨大ネムリブカ(コバンザメ2個体付き)、アオウミガメ、ヤッコエイ2、
インドカイワリ2だけです。
このうち北浜のキンメスカシをカスミアジとインドカイワリが捕食アタックしておりました。
海況が悪く外海へ行けなかったのもあり大物は少しでした。

見れたマクロ生物は、ジョーフィッシュ、ヒレボシミノカサゴ、オドリハゼとブドウテッポウエビ、タツノハトコ3個体+2個体、海藻に寄り添うハタタテギンポyg、
チョウチョウコショウダイyg、スミレナガハナダイyg、ホシテンスyg、ヤシャハゼygと成魚、クダゴンベ、ミナミゴンベyg、ミナミギンポ、ツマジロオコゼyg、
海藻に寄り添うヒメイカ発見!!←久々に会えた!!、オイランヨウジのペア、ヤマブキハゼ、フタイロサンゴハゼyg、ミヤケテグリ、
学名ハモポントニア・コラリコーラ(エビ)、ベニヒレイトヒキベラyg、フタイロハナゴイyg20mm、ニセクロスジイソハゼ、学名フィコカリス・シムランス(エビ)、
ハナヒゲウツボ、ウミテングのペア、トガリモエビ発見!!←今までで見た中で最大サイズ、キスジカンテンウミウシ、イソコンペイトウガニ、などなど他いろいろ見れました。

見れた生態系は、ツツウミヅタの幼生放出(数日間にわたり観察)、ナミスズメダイが産卵床の掃除行動、ナミスズメダイが卵にヒレで新鮮な海水をかけて卵を守っている行動、
ヤマブキスズメダイがペアでムチヤギに産み付けた卵の世話行動、などがお面白かったです。

水温は24.7度~27.6度。
1ヵ所だけ27.6度を記録しましたが、平均して25.4~25.6度くらいです。
まだまだ水温低いなぁ。
しかし、梅雨が明けるとグングン水温上昇しますよ。


3/30撮影、写真ではわかりにくいと思いますが全身に樹状皮弁が生えているカエルアンコウのyg。
これ時々見つけてしまうのですが、THEカエルアンコウなのか?英名しかないやつなのか?わかりません。
ケラマはいろいろな生物と出会えて面白いなぁ~!!

3/14の船上風景(TG4)。

某大学潜水部の皆様です。
春合宿にお越しくださりありがとうございます。
みんな元気で明るく楽しかったなぁ~!!
またのお越しを楽しみにお待ちしております。



3/20撮影のコブシメの産卵。
1個1個お腹から卵を取り出して丁寧にサンゴの枝間に産み付けておりました。
この日の時点でサンゴの枝間は卵でビッシリ!!
たくさん増えますように。

明日も海で素晴らしい出会いがありますように。

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