みなさん、おはようございます。こんな時間に海にいないのは珍しいですが、もうすぐ着岸するクイーンザマミで到着するお客さんからGWスタートです。昨日は海が時化て船は全便欠航。今日から海も回復してGW前半の日程はどうやら良好な状況になりそうです!もしも沖縄エリアが高気圧のヘリになってしまえばちょっと崩れるかもしれません。
数日間23度が続きましたが現在また水温が下がって22.5度~22.8度を記録しております。
気温は23~25度くらい。しかし、北風になると朝晩がちょっと冷え込みます。服装の準備も万全にお願いいたします。
最近はキンメモドキygの群が増大しているポイントが出たり、幼魚があちこちで出現したり、幼魚が出現した効果も加わり魚影が濃くなり、グルクンは繁殖期で通常よりも大きな群が見られ、ビッグスポットではイソマグロが大きな群を形成して迫力満点、コブシメの卵がハッチアウトする終盤期に入り、イシモチ類が口内保育器に入り、巨大なアカウミガメが久場、屋嘉比、奥武などで見られ、多種多様なウミウシの絶頂期で、各種魚類の求愛行動と産卵行動がどんどん始まっています!にぎやかになってきた慶良間諸島阿嘉島!
これからはサンゴの産卵が5月下旬と6月梅雨明け前後にあり、カメの交接が海上または海中で見られ、キンメモドキの群があちこちで出現して増大して、幼魚の種数もさらに増えて幼稚園状態になり、大物回遊魚も6月頃(7月予備期間)までは高確率で見られます!
春から初夏はBPのオリジナルガイドであるシークレットタイドプールが最高に楽しい期間でもあります!最近の画像を下に掲出します。全てシークレットタイドプールとシークレットタイドプールパートⅡで撮影したものです。
かわいい~!3/8に初確認したモンツキカエルウオ。シークレットタイドプールで発見されたのは初めてです!なんと水深30cm!こんな浅所にもいるんだぁ、とBPも驚きました。
通称ロウソク池に住むロウソクギンポ。くぼみの下にいたため撮影の構図が俯瞰でしか撮れませんでした。
これも3/8にシークレットタイドプールで初確認したナガレモエビ属の一種。通常のダイビングポイントではけっこう見つけていますがシークレットタイドプールでは初めて見つけました。擬態の達人ですがこの個体はけっこうわかりやすかったです。エビ好きにはたまりません。
センカエルウオ全身真横撮影。穴に入って顔を出すこともありますがこのようにしていることも多いです。このように黒っぽくなっているときと白っぽくなっているときなどたった3秒ほどで体色変化します。
只今どんどん個体数が増えているネズスズメダイyg。正面から見るとメタリックライトブルーのラインはV字です。小さな幼魚ほどメタリックライトブルーの色彩が美しいです。是非ともそっと近づいて見てください。その美しさに感動するでしょう。
コリャなんだろう?ボラygの群がいたけどそのはぐれ者かな?水面下ギリギリの撮影はピント合わせが難しい。でも撮れると水面に被写体が反射して映り美しい!
これはセンカエルウオのオス。ちょっとピンボケでごめんなさい。モヒカン刈りがスゴイ!こんなツッパリ昔いたなぁって顔している。センカエルウオは白っぽい体色時は体側の縦じま模様が不明瞭になることが多いです。
まだまだお見せしたい画像がたくさんありますが今回はこれまで。シークレットタイドプールをリクエストする場合はご予約の時点でリクエストしてください。4リッタータンクも2本準備しております。ますます面白いガイドを期待してくださいね!
GWが明けると6/20より前までは梅雨になります。梅雨時期はちょうど祝日もなくGWで長期休暇をとった方が多いため閑散期になります。この期間は実は素晴らしく生物層が濃く面白い重要な期間なのです。是非とも5/8~6/20の期間に潜りに来てください!お待ちしております。
尚、5/23~27と6/18~24の期間にそれぞれサンゴの産卵予想期間です。サンゴの産卵を見てみたい方を募集しています。それぞれ週末が入っています。御予約お待ちしております。