menu
海バカ日記
カテゴリ
2009.06.05
ギンガメアジの群!!当たっています!
みなさん、お疲れ様です。 今日はクイーン1便で到着した常連のお客さんを2本ガイドしました。ハナダイとスズメダイが好きなお客さんなので1本目はハナダイ類とロングノーズピグミーシーホース、2本目はハナゴンベとスズメダイyg数種の撮影のガイドをしました。 前線の影響で今日は曇りがちでたまに小雨が降りました。水温は25.8~26.2度の間です。26度を越えると寒さのストレスがなくなってきますね。 サンゴの産卵についてお知らせいたします。サンゴの卵ですが水温は徐々に上がってきていますが肝心な卵の成熟度が低いようです。最週末までに卵が成熟することと雨が降らないことと水温が26度を越えていることの3つの条件がクリアできれば予想期間内に産卵するでしょう。 あるオリジナルポイントにて撮影したギンガメアジの群。これはリーフにくっついていた小さな群です。撮影は出来ませんでしたがこの小群の沖側にものすごい数のギンガメアジの雲のような大群が控えていました。春から初夏にかけてギンガメアジの大群が浅所にやってきてくれます。 ドリフトしてギンガメを見た後はコブシメが待っています。 学名フィロデスミゥム カビラヌムの正面顔。毎年、見れるポイントがありまして観察しています。今年はものすごく大きくなりました。食べているサンゴに擬態しているはずですがここまで大きくなると一目瞭然です。でも久々に行ってみたらサンゴのポリプはこのカビラヌムが食べたのか?幹だけが残ってなくなっていました。そこには体中についている突起がなくなった寂しいカッコのカビラヌムがいました。サンゴのポリプがなくなったからポリプに似せている突起を自切してしまったのではないでしょうか?突起がなくなるということは消化器官がなくなったということなので死んでしまうかもしれません。触ってみたけど元気がありませんでした。もしかするとこれはカビラヌムの最後の姿なのでしょう。 カビラヌムが付くサンゴにはこのようなエビも共生することがあります。学名ヒッポリテ コメンサリスです。ウミアザミ、ハネガヤとこのカビラヌムが付くサンゴなどに共生しているところを観察しています。他にもいろいろな生え物に付いているでしょう。このエビがすぐそばにいるカビラヌムの鰓突起に付いているところとか撮影してみたいなぁ!
« prev: 
» next: 
TOP